お世話になります。馬きりんです。
今回は【りんくうステークス（3歳以上オープン）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
りんくうステークス（3歳以上オープン）2020年12月6日（日曜）阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
今年から新設されたオープン特別競走。翌週に同じダート1200mのGⅢカペラステークス（中山）がありますが、こちらの登録頭数が例年フルゲートを大きく上回る傾向にあることから、賞金的に出走が厳しい馬にとっての受け皿になりそうです。
第1回目の施行となる今回はさっそくフルゲートとなる16頭が参戦。年齢・戦歴ともにバラエティーに富んだメンバー構成の中で、1番人気に推されたのは前走で3勝クラスを勝ち上がり、オープン入り初戦となる3歳馬の1番ジェネティクスでした。
内枠、先行馬が絶対的有利な傾向にある阪神ダート1200ｍにおいては、特に枠が内になればなるほどスタートが勝負の明暗を分けますが、今回最内枠に入ったジェネティクスはタイミングも完璧なスタートを決めると最初の2～3完歩で敢然と先頭に立ちました。
そのままレースをリードすると、最後の直線ではさらに後続を突き放す態勢に入りますが、2番手の8番コパノフィーリングも食い下がり、最後は後方から14番レシプロケイトも追い込んでクビの上げ下げでの決着となりましたが、写真判定の結果ジェネティクスがハナ差逃げきっての勝利となりました。
これで連勝となったジェネティクスは、デビュー以降ここまで徹底的にダートの単距離戦を使われてきて、今回も含めて掲示板率100％、8戦5勝の成績は大変立派です。
血統に目を向けると、父サウスヴィグラスに母父サクラバクシンオーといういかにもな単距離血統であり、新ひだか町の中小牧場生産という出自からも、賞金を着実に稼ぐ馬主孝行な馬というコンセプトに忠実なところを強く感じます。
このタイプの馬は、引き続き堅実な成績を上げ、馬券にも頻繁に絡んでくる可能性が高いので、覚えておいて損はないでしょう。だいぶ気が早いですが、既に亡くなってしまっているサウスヴィグラスの後継種牡馬候補にもなりえそうです。
りんくうステークス（3歳以上オープン）2020年12月6日（日曜）阪神競馬場の出走馬情報
1.ジェネティクス 吉田 隼人
2.エレルニテ 富田 暁
3.ハングリーベン 団野 大成
4.ロードラズライト 坂井 瑠星
5.サトノラファール 国分 優作
6.クリノケンリュウ 加藤 祥太
7.スナークライデン 国分 恭介
8.コパノフィーリング 岩田 望来
9.スマートアヴァロン 西村 淳也
10.サザンヴィグラス 浜中 俊
11.メイショウアリソン 古川 吉洋
12.サングラス 酒井 学
13.メイショウギガース 幸 英明
14.レシプロケイト 柴山 雄一
15.タテヤマ 太宰 啓介
16.ミッキーワイルド 岩田 康誠
りんくうステークス（3歳以上オープン）2020年12月6日（日曜）阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 1番 ジェネティクス
2着 14番 レシプロケイト
3着 8番 コパノフィーリング
単勝
1 210円 1番人気
複勝
1 120円 1番人気
14 200円 4番人気
8 180円 3番人気
枠連
1-7 710円 2番人気
ワイド
1-14 410円 3番人気
1-8 340円 1番人気
8-14 900円 9番人気
馬連
1-14 900円 3番人気
馬単
1-14 1,180円 3番人気
三連複
1-8-14 1,850円 3番人気
三連単
1-14-8 5,350円 5番人気
