レース見解

第54回 スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス(GⅡ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年12月5日(土曜) 中山競馬場 芝3600m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第54回 スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス(GⅡ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第54回 スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス(GⅡ)2020年12月5日(土曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

中山競馬場の内回りコースを2周する、日本競馬の平地競走における最長距離のレースで、年にこのレースの一度しか行われない施行条件のため、予想のファクターが少なく、また、リピーターの台頭が多くみられるレースです。

今回のメンバーでも、2015~2017年に三連覇を達成、出走取り消しとなった2018年を挟んで2019年にも2着に入ったアルバートが強烈なリピーターとして参戦していますが、レース間隔が大きくあいたことと、すでに9歳の高齢ということもあり単勝オッズは5番人気どまり(結果は13着)。

牝馬ながら「距離は長ければ長いほどいい」と関係者が口にする3番ポンデザールが1番人気に押されました。

レースは13番のタガノディアマンテが終始先頭を引っ張って展開されました。ラップタイムは実に18ハロンに及ぶレースだけに、14秒台も登場したものの、最終盤に11秒台前半も登場。タガノディアマンテ鞍上の津村明秀騎手が巧みにペースをコントロールしました。

しかし、その津村騎手の好プレーをさらに上回った騎乗を見せたのが、道中3番手で進め、最後はアタマ差差し切った11番オセアグレイトの鞍上、横山典弘騎手でした。

終始タガノディアマンテを見ながら我慢強くレースを進め、行きたがるオセアグレイトをうまくなだめました。横山典弘騎手はこれで同レース通算6勝目。騎手の手腕がものをいう超長距離戦で、その技巧をいかんなく冴えわたらせました。

勝ち馬であるオセアグレイトは、今年の2月のGⅢダイヤモンドSでも3着に入っており、長距離戦でのコンスタントな活躍が今後も期待されます。

また、血統的にも超が付くほどのステイヤー血統であり、適正はかなり限られそうで、馬券的にある意味では「狙いやすい」一頭ともいえそうです。

第54回 スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス(GⅡ)2020年12月5日(土曜)中山競馬場の出走馬情報

1.オーシャンビュー 嘉藤 貴行
2.シルヴァンジャー 戸崎 圭太
3.ポンデザール C.ルメール
4.ボスジラ 横山 武史
5.アルバート 岩田 康誠
6.リッジマン 古川 吉洋
7.メイショウテンゲン 池添 謙一
8.アドマイヤアルバ 大野 拓弥
9.ヒュミドール 吉田 豊
10.タイセイトレイル 坂井 瑠星
11.オセアグレイト 横山 典弘
12.ステイブラビッシモ 江田 照男
13.タガノディアマンテ 津村 明秀
14.ルミナルウォリアー 黛 弘人

第54回 スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス(GⅡ)2020年12月5日(土曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 11番 オセアグレイト
2着 13番 タガノディアマンテ
3着 3番 ポンデザール

単勝
11 1,380円 7番人気

複勝
11 430円 7番人気
13 520円 10番人気
3 180円 1番人気

枠連
6-7 5,890円 17番人気

ワイド
11-13 2,950円 38番人気
3-11 1,140円 14番人気
3-13 1,360円 18番人気

馬連
11-13 11,100円 38番人気

馬単
11-13 22,550円 73番人気

三連複
3-11-13 13,890円 54番人気

三連単
11-13-3 121,150円 432番人気