お世話になります。馬きりんです。
今回は【第55回 共同通信杯（GⅢ）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第55回 共同通信杯（GⅢ）2021年2月14日（日曜）東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
近年はこのレースを勝利してクラシック本番に直行した馬が好走することで、トライアルレース同等の重要度を持っているといっても過言ではないレースです。
勝ったのは4番人気7番エフフォーリア。新馬戦、百日草特別と連勝しての今回も2着に0秒4の大差をつけて完勝、これで3戦3勝の無敗となり、レース後陣営からは皐月賞直行プランが発表されています。
1986年のグレード制導入以降、このレースを0秒4以上の差をつけて勝利した馬は6頭いますが、そのうち3頭が後にGⅠを勝利、そのいずれもが東京芝2400mのGⅠを制しており（1990年アイネスフウジン、1994年ナリタブライアン＝ダービー・2017年スワーヴリチャード＝ジャパンカップ）、この勝利で一気に今年のダービー馬候補に躍り出たといえそうです。
2着に入った7番人気9番ヴィクティファルスは、昨年11月の新馬勝ちからの2戦目で見事に収得賞金を加算、クラシック出走をほぼ確実にしています。
血統的には父ハーツクライに母父ガリレオと重厚さの目立つ配合ながら上がりの脚もしっかり使えるタイプで、セオリー通りの展開にならない場合もある同世代同士の戦いではその二面性がいい方向に出る可能性も少なくなさそうです。
また、今回1番人気に推されていた3番ステラベローチェは、人気を考えれば案外な5着に終わっています。デビュー以来一貫して1600m戦を使われてきて今回初めての距離延長でしたが、わずか1ハロンの違いでリズムが大きく狂ってしまったような走りでした。
もしかしたらあまり器用さのないタイプかもしれず、春シーズンの確実な活躍を考えたら、マイル路線一本に絞った方がよさそうにも見えました。
第55回 共同通信杯（GⅢ）2021年2月14日（日曜）東京競馬場の出走馬情報
1.ディオスバリエンテ 石橋 脩
2.キングストンボーイ C.ルメール
3.ステラヴェローチェ 横山 典弘
4.プラチナトレジャー 田辺 裕信
5.ディープリッチ 北村 友一
6.タイソウ 丸山 元気
7.エフフォーリア 横山 武史
8.レフトゥバーズ 戸崎 圭太
9.ヴィクティファルス 松山 弘平
10.ハートオブアシティ 大野 拓弥
11.シャフリヤール 福永 祐一
12.カイザーノヴァ 坂井 瑠星
第55回 共同通信杯（GⅢ）2021年2月14日（日曜）東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 7番 エフフォーリア
2着 9番 ヴィクティファルス
3着 11番 シャフリヤール
単勝
7 680円 4番人気
複勝
7 220円 4番人気
9 630円 7番人気
11 210円 2番人気
枠連
6-7 3,550円 12番人気
ワイド
7-9 2,200円 20番人気
7-11 610円 7番人気
9-11 1,930円 19番人気
馬連
7-9 8,120円 19番人気
馬単
7-9 11,530円 35番人気
三連複
7-9-11 10,520円 35番人気
三連単
7-9-11 67,820円 200番人気
