お世話になります。馬きりんです。
今回は【第114回 農林水産省賞典 京都記念（GⅡ）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第114回 農林水産省賞典 京都記念（GⅡ）2021年2月14日（日曜）阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
かつては春秋の2回開催だったため開催回数がすでに3桁に乗っている老舗の古馬重賞ですが、近年出走間隔をあける馬が増えてきたことで、ここから始動して本番となるGⅠ大阪杯や天皇賞・春に向かう馬も多く、出走馬表にも「なじみの名前」が並びます。
今回単勝オッズ1.8倍の1番人気に推され、見事にこたえたのが4番ラヴズオンリーユー。一昨年のGⅠオークスを4戦4勝で制して以来、実におよそ2年ぶりの勝利となりました。
今回の勝利のポイントは、鞍上の川田将雅騎手が持ち前のポジション取りのうまさを発揮して、道中で馬にストレスをかけずに回ってきたことに尽きるでしょう。
スタートの出方は五分でしたが、前に行きたい馬を行きたいように行かせて若干間隔を取って追走、直前に一頭馬を置いて実質番手競馬のようなシチュエーションを作り出すと、1～2コーナーでペースアップして縦長になった馬群の中で程よく周りと距離を取りました。
その後向こう正面では10番ジナンボーが後ろから距離を詰めてくるなどしましたが意に介さず、最後の直線では余裕をもって前を行く2番ステイフーリッシュを上がりメンバー中最速の3F34秒7の末脚で差し切る完勝劇でした。
今日のレース展開を見る限り、ラヴズオンリーユーは腕っぷしで馬を動かすよりもコンタクトの柔らかい機種の方が本質的に相性がいいようです。
おそらく川田将雅騎手が次走も継続騎乗になると思われますが、相手関係を見て柔らかいコンタクトでポジションをとれそうなメンバー構成であれば、改めて狙ってみてもいいのではないでしょうか。
第114回 農林水産省賞典 京都記念（GⅡ）2021年2月14日（日曜）阪神競馬場の出走馬情報
1.ハッピーグリン 北村 友一
2.ステイフーリッシュ 和田 竜二
3.ベストアプローチ 酒井 学
4.ラヴズオンリーユー 川田 将雅
5.ダンスディライト 岩田 望来
6.レイエンダ 団野 大成
7.ワグネリアン 武 豊
8.モズベッロ 三浦 皇成
9.ダンビュライト 松若 風馬
10.ジナンボー 岩田 康誠
11.サトノルークス 幸 英明
第114回 農林水産省賞典 京都記念（GⅡ）2021年2月14日（日曜）阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 4番 ラヴズオンリーユー
2着 2番 ステイフーリッシュ
3着 9番 ダンビュライト
単勝
4 180円 1番人気
複勝
4 110円 1番人気
2 150円 2番人気
9 210円 6番人気
枠連
2-4 640円 2番人気
ワイド
2-4 250円 1番人気
4-9 390円 4番人気
2-9 610円 10番人気
馬連
2-4 570円 1番人気
馬単
4-2 840円 1番人気
三連複
2-4-9 1,680円 5番人気
三連単
4-2-9 5,190円 6番人気
