レース見解

淀短距離ステークス(L)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年1月9日(土曜)中京競馬場 芝1200m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【淀短距離ステークス(L)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

淀短距離ステークス(L)2021年1月9日(土曜)中京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

春の大一番GⅠ高松宮記念に向けて新年早々加速するスプリント路線の「走り」として行われるこのレースは、今回は京都競馬場の回収のため中京開催、つまり「本番」と同じコースとなったことで例年よりも重要度が増しました。

現段階での有力候補たちは年末のGⅡ阪神カップを戦い、この後はもう少し本番に近い時期のGⅡ阪急杯やGⅢシルクロードSから始動する馬が多いため、ここに出てくるのは1着を取って賞金的に出走安全圏内に入りたい馬たちがほとんどです。

1番人気は3走前に3勝クラスを勝ちあがり、この2走も現級で複勝圏内をしっかりとキープしている5番のジョーアラビカ、以下7番アイラブテーラー、1番トラヴェスーラの順に上位人気となりました。

レースはスタートから大きなアクシデントがあり、2番人気のアイラブテーラーが発走直前にゲートの後ろ扉に寄りかかるように姿勢を崩したところでゲートが空いてしまい、2秒以上の大きな出遅れとなってしまいました。

そのほかの各馬は馬群がばらけずに直線まで進んだことで、最後は内外大きく広がりながらの末脚比べとなりましたが、勝ったのは先団4~5番手の位置につけていた1番のトラヴェスーラ。

鞍上の池添謙一騎手は腰痛で騎乗を控えた武豊騎手からの急遽乗り替わりでの騎乗でしたが、そつなく乗りこなして代打騎乗での強さに定評のあるところをいかんなく発揮しました。

昨年の福島テレビオープン以来の勝利となったトラヴェスーラですが、3歳時点で重賞葵Sで2着に入るなど、もともと持っているスピード能力自体は高い馬でしたが、6歳のここにきてようやく馬体にしんが入ってきた印象。

ドリームジャーニー産駒は昨年ミライヘノツバサが7歳でGⅢダイヤモンドステークスで重賞初勝利を挙げているように晩成傾向が強い血統と言え、既に6歳ではあるもののもうひと伸びが期待できる馬だといえるのではないでしょうか。

淀短距離ステークス(L)2021年1月9日(土曜)中京競馬場の出走馬情報

1.トラヴェスーラ 池添 謙一
2.ナランフレグ 丸田 恭介
3.ビリーバー 杉原 誠人
4.ミッキースピリット 松若 風馬
5.ジョーアラビカ 川田 将雅
6.タイセイアベニール 松山 弘平
7.アイラブテーラー 岩田 康誠
8.ロードアクア 田中 健
9.カッパツハッチ 吉田 隼人
10.メイショウカズヒメ 西村 淳也
11.マイネルグリット 国分 優作
12.メジェールスー 岡田 祥嗣
13.プリディカメント 団野 大成
14.アンヴァル 藤岡 康太
15.グランドボヌール 和田 竜二
16.ザイツィンガー 藤岡 佑介

淀短距離ステークス(L)2021年1月9日(土曜)中京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 1番 トラヴェスーラ
2着 2番 ナランフレグ
3着 14番 アンヴァル

単勝
1 640円 3番人気

複勝
1 260円 3番人気
2 400円 8番人気
14 340円 5番人気

枠連
1-1 3,920円 16番人気

ワイド
1-2 1,210円 12番人気
1-14 1,150円 21番人気
2-14 2,760円 32番人気

馬連
1-2 3,910円 14番人気

馬単
1-2 7,290円 24番人気

三連複
1-2-14 16,460円 56番人気

三連単
1-2-14 90,880円 288番人気