レース見解

ウェルカムステークス(3歳以上3勝クラス)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年11月29日(日曜) 東京競馬場 芝2000m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【ウェルカムステークス(3歳以上3勝クラス)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

ウェルカムステークス(3歳以上3勝クラス)2020年11月29日(日曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

ジャパンカップのアンダーカードとして毎年本番直前に行われる3勝クラスのこのレースは、距離こそ違えどトラックバイアスや予想タイムのベンチマークとなる見逃せない一戦です。近年では馬券投票もネット化が進み、窓口の混雑を気にしなくてもよくなってその重要度はますます大きくなっているといっても過言ではないでしょう。

今回集まった16頭は、いずれもオープンクラスで走っていてもおかしくない実力を持ちながら、それぞれに順調にいかない部分があってこのクラスにとどまっている印象の強い馬ばかり。

1番人気はワグネリアンの弟で、ここまでキャリア全レースで掲示板内を確保している4番カントル、続いての2番人気はデビューに至るまでも順調さを欠き、その後勝ち上がりながらも気性の問題で去勢されて現在に至る14番レッドアルマーダでした。

レースは前半の6ハロンのラップがいずれも12秒台で、後半4ハロンはうって変わってすべてのラップが11秒台となる典型的な加速ラップになり、そのため、終始好位で進めた12番ヒシイグアスが1着、2着の5番ショウナンハレルヤ、3着の6番ギャラッドも同じく好意からの進出となりました。

勝ったヒシイグアスは4歳馬ながらこれがまだわずか8戦目。デビューから2連勝でクラシック候補に名前が挙がったものの、トライアルで敗れた後はハーツクライの若駒に散見される体質の弱さが出て間隔をあけながらレースを使われてきました。

今回は前走2勝クラスの石和特別勝利からのレースですがレース間隔としては約7か月ぶり、今回も大きく間隔をあけたうえでの連勝でした。

ハーツクライ産駒の傾向として、4歳秋以降からようやく馬体の充実が見られてくることから、今回の勝利によるオープン入りをきっかけに、来年以降馬体がさらに充実してくる可能性があり、その変化については丁寧に追いかけていきたい一頭と言えるでしょう。

ウェルカムステークス(3歳以上3勝クラス)2020年11月29日(日曜)東京競馬場の出走馬情報

1.スーパーブレイク 吉田 豊
2.グレンガリー 津村 明秀
3.サトノエルドール 田辺 裕信
4.カントル 岩田 望来
5.ショウナンハレルヤ 武藤 雅
6.ギャラッド 横山 武史
7.オスカールビー 山田 敬士
8.マイネルラフレシア 柴田 大知
9.イエッツト M.デムーロ
10.スリーマキシマム 石川 裕紀人
11.オメガラヴィサン 横山 典弘
12.ヒシイグアス 松山 弘平
13.サペラヴィ 武 豊
14.レッドアルマーダ C.ルメール
15.エターナルヴィテス 田中 勝春
16.ベイビーステップ 浜中 俊

ウェルカムステークス(3歳以上3勝クラス)2020年11月29日(日曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 12番 ヒシイグアス
2着 5番 ショウナンハレルヤ
3着 6番 ギャラッド

単勝
12 890円 5番人気

複勝
12 310円 5番人気
5 350円 6番人気
6 1,710円 番人気

枠連
3-6 3,480円 14番人気

ワイド
5-12 1,530円 17番人気
6-12 8,980円 63番人気
5-6 7,780円 57番人気

馬連
5-12 5,550円 19番人気

馬単
12-5 11,640円 45番人気

三連複
5-6-12 110,070円 202番人気

三連単
12-5-6 529,800円 1,017番人気