お世話になります。馬きりんです。
今回は【第13回 カペラステークス（GⅢ）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第13回 カペラステークス（GⅢ）2020年12月13日（日曜）中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
地方競馬からの参戦も多くみられ、勢力図が混沌とすることから荒れる傾向にあるレースですが、今年は上位人気馬がほかに比べると実績的にやや突出したメンバー構成となりました。
1番人気は今年ここまで6戦を走って5連対の12番レッドルゼル、2番人気には地方競馬から再転入後ここまで3連勝中の9番ダンシングプリンスといった新興勢力が推され、ここに昨年2着馬の11番テーオージーニアスとダートグレード競走2勝の13番ジャスティンが続きます。
スタート直後に好発を決めたダンシングプリンスが先頭をうかがうところ、2番ヒロシゲゴールドが内からハナを主張して縦長の展開に。ダンシングプリンスは2番手、続けて3番手にジャスティンがつけて直線に。
直線坂の下でダンシングプリンスとジャスティンが抜けだすとそのままゴールまで叩き合いとなり、最後はわずかにジャスティンが前に出て1着。2着には後方から追い込んだレッドルゼルがわずかにヒロシゲゴールドをかわして飛び込みました。
ジャスティンは今回の勝利でJRAの重賞初制覇。過去2度のダートグレード競走勝利と同様に、今回も1200m戦での勝利となり、ダートスプリント路線のスペシャリストとしてのキャリアを着実に積み上げつつあります。
今回58キロの斤量を背負って勝ち切れたのは非常に大きいでしょう。現段階で、この距離ではほかの馬に比べて頭一つ抜きん出た実力を持っていることを証明したのではないでしょうか。
現在まだ4歳で、年を重ねるごとに成長力を増す傾向にあるオルフェーヴルの血を持っていること、母父に単距離でコンスタントな活躍場を出すゴーンウエストを持っていることも魅力的で、今後もこの距離では馬券の中心となりそうです。
ただし、距離については大きく注文が付きそうで、昨年のこのレースの覇者コパノキッキングのように、1ハロンでも距離が延びると大きく変わってきそうな気配もあるので、その点は要注意ではないでしょうか。
第13回 カペラステークス（GⅢ）2020年12月13日（日曜）中山競馬場の出走馬情報
1.スズカコーズライン 北村 友一
2.ヒロシゲゴールド 亀田 温心
3.ノーフィアー 江田 照男
4.シュウジ 津村 明秀
5.ロンドンテソーロ 大野 拓弥
6.ジョーカナチャン 石橋 脩
7.ダイメイフジ 横山 和生
8.サイタスリーレッド 石川 裕紀人
9.ダンシングプリンス 三浦 皇成
10.サブノジュニア 矢野 貴之
11.テーオージーニアス 丸山 元気
12.レッドルゼル 川田 将雅
13.ジャスティン 坂井 瑠星
14.フォーテ 戸崎 圭太
15.デュープロセス 斎藤 新
16.イダペガサス 内田 博幸
第13回 カペラステークス（GⅢ）2020年12月13日（日曜）中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 13番 ジャスティン
2着 12番 レッドルゼル
3着 9番 ダンシングプリンス
単勝
13 780円 4番人気
複勝
13 200円 4番人気
12 130円 1番人気
9 170円 3番人気
枠連
6-7 520円 2番人気
ワイド
12-13 480円 3番人気
9-13 680円 6番人気
9-12 330円 2番人気
馬連
12-13 1,080円 3番人気
馬単
13-12 3,020円 8番人気
三連複
9-12-13 1,400円 1番人気
三連単
13-12-9 12,910円 16番人気
