レース見解

第38回 エプソムカップ(GⅢ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年6月13日(日曜)東京競馬場 芝1800m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第38回 エプソムカップ(GⅢ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第38回 エプソムカップ(GⅢ)2021年6月13日(日曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

最初と最後の各1ハロンを除くすべてんラップで11秒台を記録する、全く緩むことのないハイペースとなったために前に行った馬は総崩れとなり、内外一杯に広がった直線の末脚勝負から3番人気15番ザダルが抜けだして重賞初勝利を飾りました。

デビュー前にOCDの手術を経験するなど頓挫が多くあったザダルですが、もともと前評判の高かった馬であり、ようやくここに来ての実力発揮となりました。まだわずか9戦のキャリアからも、さらなる上積みが期待できそうです。

2着には前年のGⅡ弥生賞を制したサトノフラッグが、久々の好走で復活の兆しを見せました。GⅠ菊花賞でも3着の実績はありますが、距離的にはこれくらいがベストといえそうで、また、末脚勝負となった展開もこの馬に向きました。

三冠馬コントレイルが近況順調さを欠いて、秋シーズンの見通しがまだ不透明なことからも、今回の上位2頭が秋の主役候補に名乗りを上げてもおかしくはないでしょう。

夏の間、ローカル開催で力をつけるのかそれとも英気を養うのか、2頭ともこの夏の過ごし方ひとつで大きく変わってきそうです。

また、1番人気の8番アルジャンナは、今回は明らかに展開が向きませんでしたし、これまでの成績からも決め手勝負は不得手に映るため、この敗戦はさして不思議なものではなさそうで、今後も展開や出走メンバーの顔触れで大きく成績が左右されるのではないでしょうか。

第38回 エプソムカップ(GⅢ)2021年6月13日(日曜)東京競馬場の出走馬情報

1.プレシャスブルー 柴田 善臣
2.マイラプソディ 武 豊
3.ヴェロックス 浜中 俊
4.セダブリランテス 石川 裕紀人
5.エアアルマス 三浦 皇成
6.ヒュミドール 吉田 豊
7.ファルコニア 川田 将雅
8.アルジャンナ C.ルメール
9.ヤシャマル 木幡 巧也
10.ワンダープチュック 田辺 裕信
11.ニシノデイジー 江田 照男
12.ミライトーン 菊沢 一樹
13.サトノフラッグ 戸崎 圭太
14.ガロアクリーク 野中 悠太郎
15.ザダル 石橋 脩
16.シュリ M.デムーロ
17.アドマイヤビルゴ 岩田 望来
18.アトミックフォース 武藤 雅

第38回 エプソムカップ(GⅢ)2021年6月13日(日曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 15番 ザダル
2着 13番 サトノフラッグ
3着 7番 ファルコニア

単勝
15 680円 3番人気

複勝
15 280円 3番人気
13 380円 6番人気
7 220円 2番人気

枠連
7-7 3,550円 13番人気

ワイド
13-15 2,000円 22番人気
7-15 1,160円 8番人気
7-13 1,470円 13番人気

馬連
13-15 6,110円 20番人気

馬単
15-13 11,170円 39番人気

三連複
7-13-15 13,090円 36番人気

三連単
15-13-7 84,860円 245番人気