レース見解

メイクデビュー札幌(牝馬限定)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年8月15日(土曜)札幌競馬場 芝1500m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【メイクデビュー札幌(牝馬限定)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

メイクデビュー札幌(牝馬限定)2020年8月15日(土曜)札幌競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

2歳新馬戦としては早い時期に行われ、しかも北海道での牝馬限定戦ということで、出走頭数はレース成立ぎりぎりの5頭立てでのレースとなりました。

レースはきれいなスタートを切った1番人気のエイボンクリフが先頭に立ち、道中後続をひきつけながら最後の直線で二の脚を繰り出して1着となりました。今日の札幌競馬場は前日夜の雨で稍重の馬場でしたが、ハービンジャー産駒にとってはおあつらえ向きの条件でした。

勝ち時計は1.31.5で、昨年の同時期に行われた札幌1500mの新馬戦の勝ち時計1.30.9に比べるとやや劣りますが、今日は稍重の馬場であったことと、昨年の同時期がコース替わり初週だったことを考えると十分なレベルにあります。

なお、昨年のこの時期の1500m新馬戦を勝ったポレンティアはその後GⅢフェアリーSで3着に好走するなど活躍。エイボンクリフも今後の活躍が期待されます。とは言えまだまだ馬体が緩く見えるので、今後の成長過程もしっかりと見守る必要があります。

このレースで勝ち馬同様に注目したいのが2着に入ったフラリオナ。エイボンクリフがそつのない押し切り勝ちを演じる中で、最後に半馬身差まで詰め寄ったのは立派でした。

今後レースを重ねて競馬を覚えていくことでの変わり身に期待が持てます。

吉田隼人騎手も、勝ち馬がほぼ完ぺきなレース運びをして、ノーチャンスに思われる中で大変健闘をしたと言えます。ただ、強いて言えば脚を余し気味ではあったので、その点については要改善ではないかと思います。

このほかに次走以降変わり身がありそうなのは、今回はシンガリ負けとなってしまったコンジェラメントではないでしょうか。今回はスタートで行き脚がつかず、追走も騎手が終始押しながらで脚が溜まりませんでした。

おそらく、父ゴールドシップの性格を強く受け継いでいるのでしょう。今後も気分に左右される競走生活を送りそうではありますが、ほかのゴールドシップ産駒を見ても分かる通り気分が乗った時の激走ぶりは特筆すべきものがあります。

この馬については、パドックや返し馬での振る舞いに毎回注目する必要があるでしょう。

パドック注目馬の一頭です。

 

メイクデビュー札幌(牝馬限定)2020年8月15日(土曜)札幌競馬場の出走馬情報

1.コンジェラメント 柴山 雄一
2.フラリオナ 吉田 隼人
3.ソルティエラ 池添 謙一
4.カーラミーア 横山 和生
5.エイボンクリフ C.ルメール

 

メイクデビュー札幌(牝馬限定)2020年8月15日(土曜)札幌競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 5番 エイボンクリフ
2着 2番 フラリオナ
3着 3番 ソルティエラ

単勝
5 220円 1番人気

複勝
5 130円 1番人気
2 150円 3番人気

ワイド
2-5 120円 2番人気
3-5 110円 1番人気
2-3 130円 3番人気

馬連
2-5 350円 2番人気

馬単
5-2 560円 2番人気

三連複
2-3-5 160円 1番人気

三連単
5-2-3 770円 2番人気