レース見解

第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年5月1日(土曜)東京競馬場 芝2400m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)2021年5月1日(土曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

GⅠ皐月賞ではエフフォーリアが4戦4勝で無敗の戴冠となりましたが、次点候補についてはいまだに流動的な今年の牡馬クラシック戦線。例年青葉賞からダービーに向かった馬は上位入着がおぼつかない傾向ですが、今年の勝ち馬は一味違いそうです。

勝ったのは最終的に3番人気だった2番のワンダフルタウン。昨年のGⅢ京都2歳ステークスに続いて重賞2勝目となりましたが、和田竜二騎手の展開を読み切った仕掛けとそれに答えた操縦性が勝負の決め手となりました。

レースのペース自体は最初の1000mが1分ちょうどのややスロー気味のミドルペースではありましたが、中盤から4コーナーにかけてラップタイムが停滞、ラスト3ハロンがすべて11秒台に加速する切れ味比べの展開となりました。

中盤のラップが停滞する中で、このままでは位置取りが後ろすぎると読んで3コーナーから進出を開始した和田騎手の判断は見事で、最後は2着の10番キングストンボーイにハナ差まで迫られたものの、見事に勝ち切ることができました。

キングストンボーイは後ろから行った分最後の最後で届き切りませんでしたが、4コーナーでペースが急加速する直前にC.ルメール騎手が内をすくうように進出して後れを取らなかったため、あわやの場面まで持ち込むことができました。

1・2着馬ともに騎手のファインプレーが光ったレースですが、メンバー間の実力差が極めて小さそうな今年のダービーでは人馬の相性と機動力が勝負の決め手となりそうで、特に鞍上の継続騎乗が濃厚な勝ち馬は無視のできない存在となるでしょう。

第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)2021年5月1日(土曜)東京競馬場の出走馬情報

1.アランデル 横山 武史
2.ワンダフルタウン 和田 竜二
3.ノースブリッジ 横山 和生
4.バーボンハイボール 丸山 元気
5.ワンデイモア 田辺 裕信
6.アオイショー 大野 拓弥
7.レッドヴェロシティ M.デムーロ
8.マテンロウエール 横山 典弘
9.テンカハル 坂井 瑠星
10.キングストンボーイ C.ルメール
11.テーオーロイヤル 菱田 裕二
12.スワーヴエルメ 柴田 善臣
13.アウスヴァール 古川 吉洋
14.グレアリングアイ 内田 博幸
15.リーブルミノル 三浦 皇成
16.レインフロムヘヴン 石橋 脩
17.タガノカイ 石川 裕紀人
18.モンテディオ 池添 謙一

第28回 テレビ東京杯青葉賞(GⅡ)2021年5月1日(土曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 2番 ワンダフルタウン
2着 10番 キングストンボーイ
3着 7番 レッドヴェロシティ

単勝
2 500円 3番人気

複勝
2 180円 3番人気
10 150円 1番人気
7 410円 7番人気

枠連
1-5 830円 2番人気

ワイド
2-10 450円 3番人気
2-7 1,730円 23番人気
7-10 990円 10番人気

馬連
2-10 1,080円 2番人気

馬単
2-10 2,230円 5番人気

三連複
2-7-10 5,270円 12番人気

三連単
12-10-7 22,870円 49番人気