レース見解

第81回 皐月賞(GⅠ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年4月18日(日曜)中山競馬場 芝2000m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第81回 皐月賞(GⅠ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第81回 皐月賞(GⅠ)2021年4月18日(日曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

昨年の覇者コントレイルのような絶対的な存在がおらず、単勝1番人気も7番エフフォーリアと8番ダノンザキッドが締め切りまで入れ替わり立ち替わり押し出されるようなオッズの動きを見せ、最終的にはダノンザキッドが1番人気となりました。

レースは上位人気2頭の明暗がはっきりと別れ、最終的に2番人気になったエフフォーリアが4コーナーで絶妙なコース取りを見せて先頭に立つとそのまま後続に3馬身の大差をつけての勝利となりました。皐月賞における3馬身以上の着差は2011年のオルフェーヴル以来となります。

今回のエフフォーリアの最大の勝因は、なんといっても鞍上の横山武史騎手による4コーナーでの立ち回りと言って差し支えないでしょう。

先行していた馬がいっぱいになって下がってくるところを、並走していたダノンザキッドが外に進路を取ったのに対し、エフフォーリアは内をついてバラけた馬群の間隙を縫って4コーナー出口で先頭に躍り出ました。

コーナーワークで加速をして、後方から追い上げてくる馬を外に回したことで、この時点ですでに勝負アリとなりましたが、一番のファインプレーは内をつく直前に、加速をしながら馬群を縫えるように備えた横山武史騎手の予備動作にあったといえます。

これで直線入り口でのエフフォーリアとそのほかの馬たちの速度差は決定的で、この形に持ち込まれては各馬とも為す術無しでしょう、まさに文字通りの完勝劇でした。

次走の日本ダービーではよりスムーズに走れる東京コースに変わることと、血統背景や操縦性の高さから距離延長が歓迎できることから、今回以上に盤石な体勢でレースに臨むことになりそうで、2年連続での無敗二冠馬の誕生に大きな期待がかかります。

第81回 皐月賞(GⅠ)2021年4月18日(日曜)中山競馬場の出走馬情報

1.アドマイヤハダル C.ルメール
2.ルーパステソーロ 木幡 巧也
3.ステラヴェローチェ 吉田 隼人
4.イルーシヴパンサー 大野 拓弥
5.ヴィクティファルス 池添 謙一
6.ヨーホーレイク 岩田 望来
7.エフフォーリア 横山 武史
8.ダノンザキッド 川田 将雅
9.ラーゴム 北村 友一
10.シュヴァリエローズ 三浦 皇成
11.ディープモンスター 戸崎 圭太
12.ワールドリバイバル 菱田 裕二
13.タイトルホルダー 田辺 裕信
14.アサマノイタズラ 嶋田 純次
15.グラティアス M。デムーロ
16.レッドベルオーブ 福永 祐一

第81回 皐月賞(GⅠ)2021年4月18日(日曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 7番 エフフォーリア
2着 13番 タイトルホルダー
3着 3番 ステラヴェローチェ

単勝
7 370円 2番人気

複勝
7 170円 2番人気
13 490円 10番人気
3 380円 6番人気

枠連
4-7 4,300円 16番人気

ワイド
7-13 1,540円 16番人気
3-7 1,150円 11番人気
3-13 3,560円 45番人気

馬連
7-13 4,300円 16番人気

馬単
7-13 5,510円 20番人気

三連複
3-7-13 20,000円 73番人気

三連単
7-13-3 82,320円 274番人気