レース見解

第65回 大阪杯(GⅠ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年4月4日(日曜)阪神競馬場 芝2000m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第65回 大阪杯(GⅠ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第65回 大阪杯(GⅠ)2021年4月4日(日曜)阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

前年の無敗三冠馬7番コントレイルに、スプリント・マイル・中距離「三階級制覇」を目指す12番グランアレグリア、捲土重来を期す2歳王者2番サリオス、未知なる無敗馬8番レイパパレが上位人気に推され、春の大一番となったこのレースですが、折からの悪天候が各馬の命運を大きく分ける結果となりました。

勝ったのは8番のレイパパレ。昨年末のGⅢチャレンジカップ以来間隔をあけての参戦でしたが、メンバー中最もスムーズなレース運びをして初のGⅠ戴冠、通算成績も6戦6勝の無敗としました。

コントレイル・グランアレグリア・サリオスはそれぞれ道悪に泣いた、というのが今回の敗因のすべてでしょう。スタートから促すことなく先頭に立ち、それでいてオーバーペースにならず快調に飛ばしていった勝ち馬とは対照的なレース運びとなってしまいました。

小柄な体型からレース前は重馬場への対応に全く懸念がなかったわけではないレイパパレですが、母父のクロフネの血がむしろ道悪に対してプラスに働いたといえそうです。これは、同じく母父にクロフネを持つクロノジェネシスと似たところがあるといえます。

ここまで体質がしっかりせず、間隔をあけながらレースを使ってきたため、昨年のGⅠ秋華賞は非抽選除外で出走がかなわなかったレイパパレですが、この点についてはひき続き経過観察が必要そうで、次走はもちろんまだ未定ながら、どのレースを使ってくるかは、しっかりと注視をしておきたいところです。

敗れた人気上位各馬についても、今回は外的要因が強かったため、この1戦で評価を下げる必要はないでしょう。それぞれ安田記念ないしは宝塚記念での再戦が予想されますが、馬券的には取捨選択の難しい、しかしながら歯ごたえのある春のGⅠ戦線となりそうです。

第65回 大阪杯(GⅠ)2021年4月4日(日曜)阪神競馬場の出走馬情報

1.モズベッロ 池添 謙一
2.サリオス 松山 弘平
3.アーデントリー 和田 竜二
4.ブラヴァス 三浦 皇成
5.ペルシアンナイト 幸 英明
6.ワグネリアン 吉田 隼人
7.コントレイル 福永 祐一
8.レイパパレ 川田 将雅
9.クレッシェンドラヴ 内田 博幸
10.カデナ 鮫島 克駿
11.ハッピーグリン 団野 大成
12.グランアレグリア C.ルメール
13.アドマイヤビルゴ 岩田 望来

第65回 大阪杯(GⅠ)2021年4月4日(日曜)阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 8番 レイパパレ
2着 1番 モズベッロ
3着 7番 コントレイル

単勝
8 1,220円 4番人気

複勝
8 230円 4番人気
1 420円 6番人気
7 110円 2番人気

枠連
1-6 16,360円 22番人気

ワイド
1-8 2,750円 26番人気
7-8 390円 4番人気
1-4 850円 8番人気

馬連
1-8 19,080円 29番人気

馬単
8-1 37,610円 43番人気

三連複
1-7-8 7,240円 20番人気

三連単
8-1-7 106,210円 174番人気