お世話になります。馬きりんです。
今回は【アネモネステークス（L)（桜花賞トライアル）（3歳オープン）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
アネモネステークス（L)（桜花賞トライアル）（3歳オープン）2021年3月14日（日曜）中山の競馬レース見解と今後の見どころ
先行有利な中山芝1600mのコース、前日の激しい降雨の影響でまだ乾ききっていない馬場など、どうしても前に行きたいにとって馬は先団を譲ることのできないコンディションになったため、最初の1000mが57秒台をうかがうほどのハイペースとなりました。
こうなると、前に行った馬が最後までもたないのはもちろんのこと、追走する馬も激しく足を使わされるため最後の直線では全馬一杯になってしまい結局前が残ってしまう、という展開になりがちで、実際道中2番手の4番ジネストラはゴール直前まで先頭をキープしていました。
最終的には8番アナザーリリックが馬場の4分どころあたりを伸びてきてゴール前で前をとらえきっての優勝となりましたが、それ以外の後方待機勢はかろうじて1番人気の5番ルチェカリーナが3着を確保するにとどまりました。
後方から伸びた勝ち馬と2着に粘ったジネストラはいずれも世代上位レベルの能力をこのレースで示しましたが、消耗が激しすぎる戦いとなってしまっただけに本番GⅠ桜花賞での再びの好走はかなり難しいように思われます。
馬券を狙うのであれば、桜花賞の後間隔をあけてオークスに挑む段になって、賞金面で出走確実となったアナザーリリックを一考してみるのはアリかもしれません。
父リオンディーズの産駒は今年が初年度でまだまだ傾向が見えづらい部分はありますが、今日の馬場でタフに伸び切ったところをみると、兄エピファネイア同様にロベルト系のパワーを強く伝えるタイプの種牡馬と考えられ、3歳牝馬にとって未知の距離となる2400m戦ではプラスに働きそうです。
2番人気の11番ベッラノーヴァは大きく9着に負けてしまいました。賞金的に桜花賞は厳しいのでオークストライアルに回ると思われますが、母ベッラレイアはオークス2着、父はエピファネイアという血統だけに、トライアルを勝ち上がってきたらオークスでは要警戒でしょう。
アネモネステークス（L)（桜花賞トライアル）（3歳オープン）2021年3月14日（日曜）中山の出走馬情報
1.プレフェリータ 菅原 明良
2.スンリ 横山 武史
3.フローズンカクテル 吉田 豊
4.ジネストラ 北村 宏司
5.ルチェカリーナ 戸崎 圭太
6.リュクスフレンド 横山 和生
7.ネクストストーリー 杉原 誠人
8.アナザーリリック 津村 明秀
9.スイートクラウン 柴田 善臣
10.レッジャードロ 藤田 菜七子
11.ベッラノーヴァ 石橋 脩
12.カイトゲニー 石川 裕紀人
13.トゥルーアート 三浦 皇成
14.スマイロアモーレ 木幡 巧也
15.グローリアスカペラ 内田 博幸
アネモネステークス（L)（桜花賞トライアル）（3歳オープン）2021年3月14日（日曜）中山のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 8番 アナザーリリック
2着 4番 ジネストラ
3着 5番 ルチェカリーナ
単勝
8 630円 3番人気
複勝
8 200円 3番人気
4 330円 7番人気
5 160円 2番人気
枠連
3-5 930円 2番人気
ワイド
4-8 1,440円 19番人気
5-8 520円 3番人気
4-5 1,040円 10番人気
馬連
4-8 4,250円 17番人気
馬単
8-4 7,110円 30番人気
三連複
4-5-8 5,060円 12番人気
三連単
8-4-5 34,140円 98番人気
