レース見解

2010メモリアルブエナビスタC(3歳以上2勝クラス)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年9月21日(月祝)中京競馬場 芝1600m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【2010メモリアルブエナビスタC(3歳以上2勝クラス)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

2010メモリアルブエナビスタC(3歳以上2勝クラス)2020年9月21日(月祝)中京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

JRA創設66周年を記念したアニバーサリーデーの一環として、9月21日の東西準メインレースは過去の年度代表馬の名前を冠してのレースが行われました。

中山競馬場では今から20年前、2000年の年度代表馬テイエムオペラオーの、中京競馬場では今から10年前の2010年の年度代表馬ブエナビスタの名前をそれぞれ冠しての施行となり、いずれも3歳以上2勝クラスのレースとして実施されました。

ブエナビスタカップは芝のマイル戦、負担重量は馬齢定量とオーソドックスな条件となったため、出走馬も3歳~5歳の世代がまんべんなく出走をしてきました。

その中でもこの秋のクラシックへの滑り込みをもくろむ3歳勢が人気の中心となりました。

レースを制したのは2番人気の3歳牝馬、13番クリスティでした。2着に入った1番人気5番チュウワノキセキも3歳牡馬で、若駒が勢いのままに古馬を撃破する結果となりました。

スタートは各馬ほぼ一線、大外枠の14番スラッシュメタルがやや立ち遅れる形となりましたが、シュートから2コーナーに合流するまでに隊列はすんなりと決しました。

向こう正面でやや流れが緩んだところでチュウワノキセキとクリスティがそれぞれ積極的に動き出したことでラップタイムが速くなり、これに巻き込まれた中団勢の馬たちはペースを乱されて4コーナーを過ぎたあたりで総崩れとなったレースです。

直線に向いてからは、積極的に動いてレースをかき回したクリスティとチュウワノキセキが前をかわすだけの展開となり、最後はクリスティが半馬身抜け出しての勝利となりました。

勝ち時計は前日の1勝クラスよりコンマ2秒速く、3勝クラスの納屋橋Sからはコンマ5秒遅い1分33秒3と可も不可も無い時計ながら自らレースの流れを作って勝ち切ったことは評価ができそうです。

この勝利でクリスティは3勝クラスながら特別登録・出馬投票の状況によってはGⅠ秋華賞に滑り込む可能性が出てきました。

これまでの戦績を見るとキズナ産駒らしく馬場の良不良を問わず、さらにはダートもこなすオールラウンドぶりを発揮しており、秋華賞が荒れた展開になった場合は超大穴候補の一頭になりえるかもしれません。

今回の見解から次のレースを見据え、次回のレース予想に活かしていければと思います。

 

2010メモリアルブエナビスタC(3歳以上2勝クラス)2020年9月21日(月祝)中京競馬場の出走馬情報

1.ウォークザライン 太宰 啓介
2.サンライズオネスト 武 豊
3.アルディテッツァ 鮫島 克駿
4.ホッコーシェルビー 岩田 望来
5.チュウワノキセキ 松山 弘平
6.エングローサー 藤岡 康太
7.リュクスポケット 斎藤 新
8.ナンヨープランタン 和田 竜二
9.アーデルワイゼ 団野 大成
10.ラストヌードル 藤岡 佑介
11.ジュンライトボルト 藤井 勘一郎
12.メイケイハリアー 富田 暁
13.クリスティ 松若 風馬
14.スラッシュメタル 吉田 隼人

 

2010メモリアルブエナビスタC(3歳以上2勝クラス)2020年9月21日(月祝)中京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 13番 クリスティ
2着 5番 チュウワノキセキ
3着 8番 ナンヨープランタン

単勝
13 370円 2番人気

複勝
13 160円 2番人気
5 160円 3番人気
8 300円 5番人気

枠連
4-8 840円 4番人気

ワイド
5-13 460円 3番人気
8-13 1,290円 15番人気
5-8 970円 9番人気

馬連
5-13 1,000円 3番人気

馬単
13-5 1,880円 5番人気

三連複
5-8-13 5,100円 12番人気

三連単
13-5-8 17,600円 35番人気