お世話になります。馬きりんです。
今回は【第61回 きさらぎ賞(GⅢ)(NHK賞)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第61回 きさらぎ賞(GⅢ)(NHK賞)2021年2月7日(日曜)中京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
長い直線2本をコーナーでつないだ京都の1800mからコーナー4つの中京2000mに舞台を移し、より本番のGⅠ皐月賞への関連度が高くなりそうな今年のきさらぎ賞は少数精鋭の11頭での開催となり、重賞上位入線馬の参加もあって締まったメンバー構成となりました。
勝ったのは3番人気2番ラーゴムで、昨年はGⅢ京都2歳Sで2着がありながらGⅠへの参戦はなく、再立ち上げとなるここで重賞初制覇を達成しました。
ラーゴムのこれまでの3戦は、開催末の時計のかかる7月の阪神開催でデビュー勝ちを収めた後、時計の速い馬場でのアイビーS、京都2歳Sを2戦連続で2着、今回は新馬戦同様に馬力のいる馬場での勝利となりました。
血統的にも力のいる馬場やコーナー4つのコースレイアウトの方が成績の良いオルフェーヴル産駒であり、母方にもファピアノやバブルカンパニーなど力強い血を持ちながらフォーティーナイナーのスピードも期待できるクラシック向きの血統と言えます。
賞金的には今回の勝利で皐月賞への出走はほぼ確実となったため、無理にトライアルは使わずに本番直行となりそうですが、今年の牡馬クラシックロードは現状ダノンザキッドが先頭に立ちつつも明確な主役はまだ登場しておらず、より混沌としてきたといえそうです。
2着の2番人気3番ヨーホーレイクは今回も惜敗ながら収得賞金を上積みしてこちらもクラシック出走はほぼ当確。ディープインパクト産駒で母方にフレンチデピュティの血統構成も勝ち馬ラーゴム同様にクラシック向きだけに、あと約2か月でのさらなる成長に期待です。
3着の9番ランドオブリバティは前走の4コーナー逸走での競走中止からよく立て直しましたが賞金上積みとはなりませんでした。この後トライアルに回ってクラシック参戦の可能性も十分にありますが、1戦余計に消化する必要が出てしまったのは本番では割り引き要素になりそうです。
第61回 きさらぎ賞(GⅢ)(NHK賞)2021年2月7日(日曜)中京競馬場の出走馬情報
1.ジャンカルド 和田 竜二
2.ラーゴム 北村 友一
3.ヨーホーレイク 武 豊
4.ダノンジェネラル 川田 将雅
5.タガノカイ 泉谷 楓真
6.トーセンクライマー 荻野 極
7.ショウナンアレス 松山 弘平
8.アクセル 柴山 雄一
9.ランドオブリバティ 三浦 皇成
10.ドゥラモンド 岩田 望来
11.アランデル 池添 謙一
第61回 きさらぎ賞(GⅢ)(NHK賞)2021年2月7日(日曜)中京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 2番 ラーゴム
2着 3番 ヨーホーレイク
3着 9番 ランドオブリバティ
単勝
2 470円 2番人気
複勝
2 130円 3番人気
3 110円 1番人気
9 120円 2番人気
枠連
2-3 680円 2番人気
ワイド
2-3 220円 1番人気
2-9 320円 3番人気
3-9 230円 2番人気
馬連
2-3 610円 2番人気
馬単
2-3 1,350円 5番人気
三連複
2-3-9 670円 1番人気
三連単
2-3-9 4,990円 7番人気