レース見解

サマースプリントシリーズ第34回 産経賞セントウルステークス(GⅡ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年9月13日(日曜)中京競馬場 芝1200m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【サマースプリントシリーズ第34回 産経賞セントウルステークス(GⅡ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

サマースプリントシリーズ第34回 産経賞セントウルステークス(GⅡ)2020年9月13日(日曜)中京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

2020年サマースプリントシリーズの最終戦にして、中2週でGⅠスプリンターズSを控えての前哨戦。今年は例年の阪神競馬場から中京競馬場に場所を変えての開催となりました。

中京競馬場でのこのレースが行われたのはシーイズトウショウが制した2006年以来14年ぶりで、その時は2着が外国馬(テイクオーバーターゲット)、3着が地方馬(ネイティヴハート)でしたが、それを見ただけでも今回のセントウルSが難解な一戦になりそうな予感がします。

レースを制したのは1番人気に推された16番のダノンスマッシュ。今回の勝利でなんと重賞通算6勝目となり、3週間後の本番に向けて最良のスタートを切ることができました。

鞍上の三浦皇成騎手も勝利ジョッキーインタビューで今回のレースの難しさについて話していましたが、それだけに卓越した集中力が勝利を引き寄せるきっかけとなったのではないでしょうか。

人馬ともにあとはGⅠを勝つだけ、というところまで来ているだけに、期待が高まります。

レース運びも実に危なげのないもので、レース前より逃げることが濃厚であった17番ラブカンプーと6番セイウンコウセイを前に行かせて、積極策に出た11番ビアンフェも見送ると2番人気のミスターメロディーと共に好位につけて進んでいきます。

最初の6ハロンが33秒フラットで、若干前傾気味のラップとなりましたが、追い上げで脚を使い切ってしまわない程度に差を拡げずについて行ったため、直線の坂では危なげなく先頭に立ちました。

そのまま2番人気のミスターメロディーを引き連れて、堅い決着になるかと思ったところを残り100mあたりから急追して2着に割って入ったのがなんと12番人気の3番メイショウグロッケでした。

メイショウグロッケはダノンスマッシュとミスターメロディーが進んだ絶好位の直後をノープレッシャーで回ってきて、実質負荷をかけるような走り方をしたのは最後の2~300mのみ。恵まれた展開を最大限に生かし切っての殊勲の2着となりました。

今回のレースからスプリンターズSの穴候補になりそうなのは4着の8番タイセイアベニール。前走北九州記念は案外の9着でしたが今回は巻き返しての4着です。

それ以前の成績を見ても最後に坂のあるコースの方が向いており、血統的に母方にロベルトを内包するのも中山向きと言えそうです。

中山競馬場では、相手馬と人気と合わせてみていこうと思います。

 

サマースプリントシリーズ第34回 産経賞セントウルステークス(GⅡ)2020年9月13日(日曜)中京競馬場の出走馬情報

1.トウショウピスト 丸田 恭介
2.ノーワン 池添 謙一
3.メイショウグロッケ 浜中 俊
4.ラヴィングアンサー 吉田 隼人
5.キングハート 菱田 裕二
6.セイウンコウセイ 幸 英明
7.ミスターメロディ 北村 友一
8.タイセイアベニール 松山 弘平
9.シヴァージ 岩田 望来
10.トラヴェスーラ 武 豊
11.ビアンフェ 藤岡 佑介
12.メイショウキョウジ 藤岡 康太
13.クライムメジャー 鮫島 克駿
14.フェルトベルク 藤懸 貴志
15.クリノガウディー 森 裕太朗
16.ダノンスマッシュ 三浦 皇成
17.ラブカンプー 斎藤 新

 

サマースプリントシリーズ第34回 産経賞セントウルステークス(GⅡ)2020年9月13日(日曜)中京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 16番 ダノンスマッシュ
2着 3番 メイショウグロッケ
3着 7番 ミスターメロディー

単勝
16 300円 1番人気

複勝
16 140円 1番人気
3 860円 11番人気
7 160円 2番人気

枠連
2-8 2,460円 10番人気

ワイド
3-16 3,180円 34番人気
7-16 320円 1番人気
3-7 3,790円 39番人気

馬連
3-16 11,990円 35番人気

馬単
16-3 15,420円 51番人気

三連複
3-7-16 13,680円 45番人気

三連単
16-3-7 円 88,430番 278人気