レース見解

第68回 日経新春杯(GⅡ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年1月17日(日曜)中京競馬場 芝2200m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第68回 日経新春杯(GⅡ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第68回 日経新春杯(GⅡ)2021年1月17日(日曜)中京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

年初の荒れるハンデ重賞として知られる名物レースが今年は中京競馬場の2200mでの開催となり、傾向のつかみにくいコース設定と併せてさらに難解であれそうな一戦となりましたが、そのイメージ通りの波乱の決着となりました。

勝ったのは7番人気の14番ショウリュウイクゾ。スタートを五分で出すと3番手で1コーナーに突入。1番人気の10番アドマイヤビルゴを内に置く形で道中を進めるスムーズな競馬を披露しました。

最後の直線では危なげなく前を行く16番ミスディレクションと1番ダイワキャグニーを坂の下でとらえると、外から迫る11番クラージュゲリエ、ゴール前急襲の5番ミスマンマミーアを押さえて1着。鞍上の団野大成騎手はデビュー3年目で自身初の重賞勝利となりました。

今回の団野騎手の騎乗は無駄な動きの少ないスムーズな騎乗で、終始馬を邪魔せずに回ってくることができたのが大きな勝因と言えそうです。例年の開催場とは異なる、各馬・騎手がペース配分を手探り状態で行うようなレースではこういった競馬ができた馬が得てして大きな仕事をやってのけるものです。

ショウリュウイクゾは現在明け5歳。3勝クラスからの格上挑戦で、これまでは各クラスで着実に馬券に絡んで賞金を獲得する、いわゆる「馬主孝行」な馬でしたが、もともと器用さを持っているからこそのこの戦績であり、その器用さが重賞レベルでも通用したのは大きな成果と言えるでしょう。

血統的にもここからの成長と長距離適性が望めるオルフェーヴルの産駒で、春の天皇賞に向けても中心的存在になっていく可能性があり、そこでもそつのないレース運びができれば再びの上位争いも十分にありえそうです。

第68回 日経新春杯(GⅡ)2021年1月17日(日曜)中京競馬場の出走馬情報

1.ダイワキャグニー 内田 博幸
2.ロサグラウカ 荻野 琢真
3.サトノソルタス 池添 謙一
4.サンレイポケット 荻野 極
5.ミスマンマミーア 松若 風馬
6.エアウィンザー 高田 潤
7.バレリオ 和田 竜二
8.サトノインプレッサ 坂井 瑠星
9.ヴェロックス 川田 将雅
10.アドマイヤビルゴ 武 豊
11.クラージュゲリエ 福永 祐一
12.ワセダインブルー 大野 拓弥
13.レイホーロマンス 高倉 稜
14.ショウリュウイクゾ 団野 大成
15.レゥセランス 西村 淳也
16.ミスディレクション 太宰 啓介

第68回 日経新春杯(GⅡ)2021年1月17日(日曜)中京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 14番 ショウリュウイクゾ
2着 5番 ミスマンマミーア
3着 11番 クラージュゲリエ

単勝
14 1,960円 7番人気

複勝
14 500円 7番人気
5 1,850円 13番人気
11 310円 5番人気

枠連
3-7 17,110円 25番人気

ワイド
5-14 10,610円 69番人気
11-14 1,620円 19番人気
5-11 7,070円 56番人気

馬連
5-14 58,060円 75番人気

馬単
14-5 108,870円 145番人気

三連複
5-11-14 112,200円 209番人気

三連単
14-5-11 961,790円 1,344番人気