レース見解

第61回 京成杯(GⅢ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年1月17日(日曜)中山競馬場 芝2000m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第61回 京成杯(GⅢ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第61回 京成杯(GⅢ)2021年1月17日(日曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

春のクラシック一冠目GⅠ皐月賞と同じコースで行われるのこのレースから、今年の牡馬クラシックロードはいよいよ本格的に始まります。今年は出走馬すべてが1勝馬、対戦実績ほぼ皆無というメンバーとなりました。

このようなレースの場合は、前走内容からあたりをつけていくのが常で、それを示すように1番人気には前走新馬戦圧勝の3番グラティアス、2番人気には前走未勝利戦で8馬身差をつけた1番タイムトゥヘヴンが推され、最終的にこの2頭での1・2着となりました。

レースはスタートを決めたタイムトゥヘヴンが、他の馬が追随してこなかったことで押し出されるように先頭に立ち、2ラップ目が10秒9に対して3ラップ目が14秒0まで落ちる乱ペース勝つスローペースを演出します。

そのまま最後の直線に向き、押し切りの態勢を作り上げるかと思ったところに内ラチ沿いをすくってコーナーワークで一瞬で先頭に立ったのが、道中ずっとタイムトゥヘヴンをマークする形で進めたグラティアスでした。

直線ではタイムトゥヘヴンが外に膨らむ間にグラティアスがあっという間に引き離して最後は2馬身半差をつけての勝利。タイムトゥヘヴンも坂に差し掛かると態勢を立て直して再び伸びると何とか2着を確保しました。

これで2戦2勝としたグラティアスは賞金面で春のクラシック参戦はほぼ当確。成長曲線が緩やかなハーツクライの産駒だけに、本番までにどこまで成長できるかがカギとなりそうです。

2着のタイムトゥヘヴンは、前に押し出され勝ち馬に利用される形になったのもさることながら、口向きの悪さなど終始子供っぽいところを見せながらの競馬となりました。それでいて最後はしっかり持ち直して2着を確保しているので、この馬も今後の成長次第で逆転の可能性を十分に秘めていそうです。

第61回 京成杯(GⅢ)2021年1月17日(日曜)中山競馬場の出走馬情報

1.タイムトゥヘヴン M.デムーロ
2.タイソウ 石橋 脩
3.グラティアス C.ルメール
4.タケルジャック 北村 宏司
5.ヴァイスメテオール 丸山 元気
6.テンバガー 戸崎 圭太
7.エイカイファントム 岩田 望来
8.ブラックロータス 三浦 皇成
9.アクセル 横山 武史
10.プラチナトレジャー 田辺 裕信
11.ラカン 津村 明秀
12.ディクテイター 北村 友一

第61回 京成杯(GⅢ)2021年1月17日(日曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 3番 グラティアス
2着 1番 タイムトゥヘヴン
3着 6番 テンバガー

単勝
3 310円 1番人気

複勝
3 150円 1番人気
1 170円 2番人気
6 300円 6番人気

枠連
1-3 1,000円 3番人気

ワイド
1-3 390円 1番人気
3-6 810円 9番人気
1-6 890円 13番人気

馬連
1-3 1,020円 1番人気

馬単
3-1 1,730円 1番人気

三連複
1-3-6 3,210円 8番人気

三連単
3-1-6 11,750円 18番人気