レース見解

第62回 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年1月24日(日曜)中山競馬場 芝2200m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第62回 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第62回 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)2021年1月24日(日曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

前日に同じ芝2200mで行われた1勝クラス戦の勝ち時計が2分20秒台もかかるほど悪化した馬場でスタミナとメンタルが大きく試される一戦となり、年末のGⅠ有馬記念をスキップして、ここから春の天皇賞を狙う馬たちにとっては試練の舞台となりました。

1番人気は昨年の菊花賞で2着に入り、コントレイルの無敗三冠阻止まであと一歩に迫ったアリストテレスで、久々の競馬でやや太めだったことと悪化した馬場が若干の懸念材料になってはいたものの、結果としてはそれらがすべて杞憂に終わる完勝劇でした。

レースは8枠の3頭がスタートから先手を主張して、そのほかの馬が競りかけなかったことで隊列はすんなりと決し、最初の1000mは1分3秒台の立ち上がりとなりました。

ここから先の3コーナー以降、各馬が加速に苦労して、残り800mを切ったあたりからはどの馬も手綱をしごき通しのレースとなりましたが、好位5~6番手から外目に持ち出したアリストテレスとそれについていくようにポジションを挙げた4番ヴェルトライゼンテが坂の下で先頭に立って押し切りました。

3着は昨年に続いて2年連続で8番ラストドラフトが入った一方、人気上位馬では後ろからロングスパートを仕掛けた1番サトノフラッグが、さすがにこの馬場では最後までもたずに11着に敗れてしまっています。

アリストテレスはこれが重賞初制覇。難しいコンディションながらスムーズにレースを進められた操縦性の高さは特筆すべきものがあるでしょう。この後はGⅡ阪神大賞典か日経賞を挟んで天皇賞に向かうようですが、器用な走りは長距離戦でこそ光りそうです。

第62回 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)2021年1月24日(日曜)中山競馬場の出走馬情報

1.サトノフラッグ 戸崎 圭太
2.サンアップルトン 柴田 善臣
3.ノーブルマーズ 高倉 稜
4.ヴェルトライゼンデ 池添 謙一
5.ソッサスプレイ 木幡 巧也
6.ベストアプローチ 江田 照男
7.タガノディアマンテ 津村 明秀
8.ラストドラフト 三浦 皇成
9.アリストテレス C.ルメール
10.モズベッロ 北村 宏司
11.ナイママ 柴田 大知
12.ステイフーリッシュ 石橋 脩
13.マイネルハニー 宮崎 北斗
14.ランフォザローゼス 杉原 誠人
15.ウインマリリン 横山 武史
16.ジェネラーレウーノ 武藤 雅
17.ジャコマル 田中 勝春

第62回 アメリカジョッキークラブカップ(GⅡ)2021年1月24日(日曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 9番 アリストテレス
2着 4番 ヴェルトライゼンデ
3着 8番 ラストドラフト

単勝
9 240円 1番人気

複勝
9 150円 1番人気
4 230円 4番人気
8 280円 5番人気

枠連
2-5 940円 3番人気

ワイド
4-9 570円 4番人気
8-9 940円 9番人気
4-8 1,400円 22番人気

馬連
4-9 1,100円 2番人気

馬単
9-4 1,480円 2番人気

三連複
4-8-9 5,000円 13番人気

三連単
9-4-8 14,640円 25番人気