レース見解

初富士ステークス(4歳以上3勝クラス)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年1月23日(土曜)中山競馬場 芝1800m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【初富士ステークス(4歳以上3勝クラス)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

初富士ステークス(4歳以上3勝クラス)2021年1月23日(土曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

2連続開催の最終週で、ただでさえ馬場が荒れて時計がかかるようになっているところに冷たい雨が朝から降り続けてレースが進むごとに含水率が上がり、しかもハンデ戦という非常に難しい設定のレースとなりましたが、結果としてはそこそこ堅く収まりました。

勝ったのは1番人気の14番ドナアトラエンテですが、大外枠から好スタートを決めたことと、内に何が何でも逃げたい馬(1番オスカールビー)がいて、それが押して出ていったことで前から3番目の好位置かつ、やや内をあけて比較的馬場のいいところを難なく取り切りました。この時点でほぼ勝負は決していたといえそうです。

道中一番目立ったのは、最内枠から後続を一時は10馬身以上引き離しての大逃げを敢行した13番人気の1番オスカールビーでした。最後は坂で止まってしまい、一気に後続に飲み込まれたものの5着に粘り、人気よりもはるかに上の着順での好走となりました。

時計のかかる馬場で後ろからの追い上げも難しい展開になるだろうと割り切って気風よく逃げた原優介騎手の判断が望外の好結果を生んだ形ですが、こういう積極的な騎乗を続けていればいずれ勝ち星をコンスタントに積み重ねていけるようになるでしょう。

改めて勝ち馬のドナアトラエンテですが、三冠牝馬ジェンティルドンナの全妹としてデビュー前から注目されながらも、5歳となったここでようやくのオープン入りとなりました。

体質的にしっかりしていなかった部分が足を引っ張っていましたが、今日は前走から14キロ増でも太目感なくしっかりとした競馬をやり切りました。クラブ規定上現役生活はあと1年ですが、最後の1年でこれまでを挽回する活躍に期待します。

初富士ステークス(4歳以上3勝クラス)2021年1月23日(土曜)中山競馬場の出走馬情報

1.オスカールビー 原 優介
2.エクリリストワール 津村 明秀
3.ハーメティキスト 北村 宏司
4.マイネルウィルトス 三浦 皇成
5.ショウナンバビアナ 野中 悠太郎
6.ウイングレイテスト 横山 武史
7.ニシノカツナリ 田辺 裕信
8.トータルソッカー 田中 勝春
9.シングフォーユー 木幡 巧也
10.ワールドヘリテージ 大野 拓弥
11.ムーンライトナイト 吉田 豊
12.ソーラーフレア 石川 裕紀人
13.ムジカ 戸崎 圭太
14.ドナアトラエンテ C.ルメール

初富士ステークス(4歳以上3勝クラス)2021年1月23日(土曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 14番 ドナアトラエンテ
2着 7番 ニシノカツナリ
3着 10番 ワールドヘリテージ

単勝
14 290円 1番人気

複勝
14 150円 1番人気
7 180円 3番人気
10 360円 7番人気

枠連
5-8 500円 1番人気

ワイド
7-14 480円 2番人気
10-14 1,290円 17番人気
7-10 1,910円 27番人気

馬連
7-14 950円 2番人気

馬単
14-7 1,420円 2番人気

三連複
7-10-14 6,830円 20番人気

三連単
14-7-10 21,980円 49番人気