お世話になります。馬きりんです。
今回は【第58回 農林水産省賞典 愛知杯(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第58回 農林水産省賞典 愛知杯(GⅢ)2021年1月16日(土曜)中京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
各競馬場で順次行われる牝馬限定の中距離重賞群のうち、一年で一番最初に行われるのがこの愛知杯ですが、GⅠシーズンからは離れたタイミングであり、例年はローカル場としての開催のため格上挑戦馬が軽ハンデで波乱を起こしたりなど荒れるレースとして知られています。
今年はフルゲート18頭の出走でハンデ差は最軽量52キロからトップハンデ56キロまで4キロ差。最終的には54キロ勢の3頭が上位を占め、1着が18番マジックキャッスル、2着に14番ランブリングアレー、3着4番ウラヌスチャームとなりました。
単勝人気はそれぞれ上位から2番人気、6番人気、8番人気と小波乱止まりとなっていますが、その直後の4~6着が14、10、11番人気と、大荒れになる可能性はやはり十分にはらんでいました。
勝ったマジックキャッスルは大外18番枠からの発走を無難に決めて道中はちょうど馬群の真ん中を進むと、直線では馬場の4分どころをまわりに邪魔されることなくまっすぐに伸びてゴール前で先頭をクビ差捉えての重賞初勝利となりました。
マジックキャッスルにとっては、意外にもこれが新馬戦以来のキャリア2勝目。ここまでも強豪馬相手に好走を続け、特に前走GⅠ秋華賞では、このレースで無敗の牝馬三冠を達成したデアリングタクトの2着に入るなど、相手なりにしっかりと走る馬でした。
秋華賞を経て再始動の一戦となった今回は前走から馬体重が12キロ増えながらも太く見せない、成長を感じさせる仕上げを見せており、その見た目の通り芯のしっかりと入った走りで最後まで足を伸ばせたのが勝因と言えそうで、そもそも競馬センスの高い馬がいよいよ本格化をしてきた感があります。
2着のランブリングアレーも前走GⅢターコイズSでの7着から見事に巻き返しました。この馬も下級条件から重賞に至るまで各クラスでしっかりと「相手なりに走って」来た馬であり、今後も安定した戦績が望めそうです。
第58回 農林水産省賞典 愛知杯(GⅢ)2021年1月16日(土曜)中京競馬場の出走馬情報
1.ドナウデルタ 岩田 望来
2.ウインマイティー 松若 風馬
3.ディアンドル 池添 謙一
4.ウラヌスチャーム 岩田 康誠
5.センテュリオ C.ルメール
6.タガノアスワド 北村 友一
7.サトノガーネット 坂井 瑠星
8.サマーセント 幸 英明
9.カセドラルベル 松山 弘平
10.サトノダムゼル 川田 将雅
11.デンコウアンジュ 柴田 善臣
12.レッドアステル 武 豊
13.アブレイズ 藤井 勘一郎
14.ランブリングアレー 福永 祐一
15.シゲルピンクダイヤ 和田 竜二
16.リンディーホップ 武藤 雅
17.ナルハヤ 藤田 菜七子
18.マジックキャッスル 戸崎 圭太
第58回 農林水産省賞典 愛知杯(GⅢ)2021年1月16日(土曜)中京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 18番 マジックキャッスル
2着 14番 ランブリングアレー
3着 4番 ウラヌスチャーム
単勝
18 630円 2番人気
複勝
18 230円 3番人気
14 310円 6番人気
4 470円 8番人気
枠連
7-8 990円 2番人気
ワイド
14-18 1,380円 14番人気
4-18 1,890円 19番人気
4-14 2,380円 33番人気
馬連
14-18 3,470円 13番人気
馬単
18-14 6,170円 20番人気
三連複
4-14-18 19,070円 67番人気
三連単
18-14-4 79,590円 216番人気