お世話になります。馬きりんです。
今回は【オーロカップL（3歳以上オープン）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
オーロカップL（3歳以上オープン）2020年11月15日（日曜）東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
惜しくも今秋の単距離～マイルGⅠシリーズ戦線には参戦がかなわなかったオープン馬による再起の一戦。ここを勝てれば余裕をもって年明け以降のトライアルレースに挑めるだけに、レースの格以上に勝負駆けの馬が多く名を連ねます。
東京競馬場の馬場はますます傷みが進行して、外差しのトラックバイアスがさらに加速。このレースも最後の直線では外ラチいっぱいまで馬群が広がるレースとなりました。
そのような展開の中で、勝った2番人気12番プールヴィルと2着の1番人気13番スマイルカナは、道中の位置取りこそ前後離れていましたが最終的には外目の馬場のいいところを進んでの上位フィニッシュとなりました。
一方で3着に粘った3番ストーミーシーは、直線で馬群の大半が馬場の半分より外に向かっていく中、ただ一頭内ラチ沿いの進路を選択。コースロスのないアドバンテージと元々荒れた馬場を得意とする特性を生かしての粘りこみは、田辺騎手の好判断によるものと言えるでしょう。
このように大きく荒れた馬場ながら道中のラップタイムは最初と最後のラップを除いていずれも12秒を切る締まった展開で、レースレベルはそれなりに高かったといえそうです。
このレースの上位馬については、約1か月後に同じ距離のGⅡ阪神カップがありますが、ここに出てきたときには要マークです。特に勝ち馬のプールヴィルは同コースでGⅡフィリーズレビューを制しているため、馬券の中心に考えてもいいでしょう。
また、このレースで特筆すべきは、上がり3F最速こそ勝ち馬が記録していながら、上がり3F2位タイが7着、11着、12着と中位以下に沈んでいることが特徴で、これもやはり現在の東京競馬場のトラックバイアスがいたずらをしていると考えられます。
コースロスなく、それでいてしっかり末脚を届かせることのできるレースにこれらの馬が出てきたときには、人気薄であっても穴狙いに一考してみてもいいでしょう。
オーロカップL（3歳以上オープン）2020年11月15日（日曜）東京競馬場の出走馬情報
1.アフランシール 吉田 豊
2.クラヴィスオレア 北村 宏司
3.ストーミーシー 田辺 裕信
4.アバルラータ 藤田 菜七子
5.タイムトリップ 野中 悠太郎
6.イベリス 武藤 雅
7.ボンセルヴィーソ 石橋 脩
8.ケイデンスコール 岩田 康誠
9.メイショウキョウジ 田中 勝春
10.ダノンチェイサー 荻野 極
11.ショウナンライズ 木幡 巧也
12.プールヴィル 三浦 皇成
13.スマイルカナ 柴田 大知
14.ザオツィンガー 津村 明秀
15.アンコールプリュ 丸山 元気
16.カリオストロ 亀田 温心
17.ハーレムライン 嘉藤 貴行
オーロカップL（3歳以上オープン）2020年11月15日（日曜）東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 12番 プールヴィル
2着 13番 スマイルカナ
3着 3番 ストーミーシー
単勝
12 470円 2番人気
複勝
12 190円 1番人気
13 200円 3番人気
3 400円 7番人気
枠連
6-7 930円 2番人気
ワイド
12-13 560円 2番人気
3-12 1,220円 11番人気
3-13 1,500円 16番人気
馬連
12-13 1,310円 2番人気
馬単
12-13 2,180円 2番人気
三連複
3-12-13 6,430円 14番人気
三連単
12-13-3 24,560円 40番人気
