お世話になります。馬きりんです。
今回は【第37回 フェアリーステークス（GⅢ）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第37回 フェアリーステークス（GⅢ）2021年1月11日（月・祝）中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
年明け最初の3歳牝馬限定重賞。例年通り1勝クラスからの格上挑戦馬が多く集まり、出走16頭中実に15頭が1勝クラスからの参戦となりました。
メンバー唯一の2勝馬12番ラストリージョはダート路線からの参戦で単勝オッズは12番人気。実力比較の難しいメンバーの中で1番人気になったのはGⅢアルテミスSで3着に入った実績のある8番テンハッピーローズでした。
レースはスタート直後から2コーナーにかけて先頭争いが激化、いったんは7番タイニーロマンスが先頭を取ったものの、向こう正面で後方から5番クールキャットが馬群の外から一気に上昇して先頭を取る落ち着かない展開となりました。
そのため、最初の1000mは59秒台とそこまで速いタイムではないものの、先行勢の消耗が激しく、勝ったのは道中後方待機で好機を狙っていた9番のファインルージュでした。
2着には15番ホウオウイクセルが勝ち馬の通ったコースをなぞるようにして進出。3着には大外一気の末脚を繰り出した1番ベッラノーヴァが飛び込みました。
これで重賞初制覇となり、賞金的には春のクラシックもほぼ当確となったファインルージュはここまで1ハロンずつ距離を伸ばしながらの戦いで、危なげないレース運びでここまでの3戦を走っているのが好印象です。
一方で、経験が少ない中「お利口な競馬」だけをしてきているゆえのもろさは現時点では否定しきれず、馬券で狙う際には要注意です。
他の上位馬では、3着のベッラノーヴァがスタート直後にしっかりと位置をとれるようになってくるとさらに馬券的に信頼のできる馬になってきそうです。
第37回 フェアリーステークス（GⅢ）2021年1月11日（月・祝）中山競馬場の出走馬情報
1.ベッラノーヴァ 丸山 元気
2.プリティインピンク 山田 敬士
3.アトミックフレア 酒井 学
4.ニシノエルサ 勝浦 正樹
5.クールキャット 津村 明秀
6.ネクストストーリー 杉原 誠人
7.タイニーロマンス 内田 博幸
8.テンハッピーローズ 福永 祐一
9.ファインルージュ C.ルメール
10.シャドウファックス 大野 拓弥
11.オプティミスモ 藤井 勘一郎
12.ラストリージョ 柴田 大知
13.カラパタール 横山 武史
14.ビップエレナ 菊沢 一樹
15.ホウオウイクセル 丸田 恭介
16.グロリューノワール 野中 悠太郎
第37回 フェアリーステークス（GⅢ）2021年1月11日（月・祝）中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 9番 ファインルージュ
2着 15番 ホウオウイクセル
3着 1番 ベッラノーヴァ
単勝
9 550円 3番人気
複勝
9 240円 3番人気
15 480円 8番人気
1 400円 5番人気
枠連
5-8 3,460円 15番人気
ワイド
9-15 2,110円 25番人気
1-9 1,520円 18番人気
1-15 3,310円 40番人気
馬連
9-15 6,970円 24番人気
馬単
9-15 9,640円 35番人気
三連複
1-9-15 24,370円 86番人気
三連単
9-15-1 120,220円 404番人気
