お世話になります。馬きりんです。
今回は【ニューイヤーステークス（L）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
ニューイヤーステークス（L）2021年1月9日（土曜）中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
東西金杯開催直後の3日間開催初日メインで行われるこの競走は、金杯には賞金等で出走が難しい馬たちが集まり、能力的にも拮抗するため荒れた決着になることが多く、今年も近5走で現級での勝ち星がある馬が2番人気の3番アルーシャのみというメンバー。
1番人気は4走前にGⅡチューリップ賞で2着がある12番のクラヴァシュドールが推されましたが単勝オッズは5.0倍とかなりの混戦模様となりました。
今回のレースも荒れる傾向が顕著に表れた形となり、勝ったのは14番人気の14番ミッキーブリランテでした。
着差としては2着のアルーシャとはわずかにハナ差でしたが、このハナ差については鞍上の内田博幸騎手のコース取りの妙が光った結果と言えるでしょう。
レースのペースとしては前半1000mが58秒4と、このクラスとしては特段に速くないものでしたが馬群は縦長に伸び、内外の距離差が大きい中山のマイルコースでありながら外枠発走のミッキーブリランテが枠なり以上に内側を通ることができたのがまず勝因の一つ目。
そして、終始枠番よりも内目を進んだミッキーブリランテを、4コーナーで馬場のいい外に持ち出した内田博幸騎手ですが、ここで一列前の一線の直後をなぞるように外にスライドして加速しながら上手く立ち回ったことで、最後の最後でハナ差だけ前に出る余力を作り出したのが最大のファインプレーでした。
今回このような形で勝ち星を挙げたミッキーブリランテだけに、次走以降も機転の利いた立ち回りを期待することはできますが、紛れの少ない展開要らずの競馬になった時にどうなるかは正直未知数です。
次走以降狙う場合は、コース形態・枠順・鞍上が誰かを細心の注意で吟味する必要がありそうです。
ニューイヤーステークス（L）2021年1月9日（土曜）中山競馬場の出走馬情報
1.インターミッション 石川 裕紀人
2.ショウナンライズ 北村 宏司
3.アルーシャ C.ルメール
4.セラピア 三浦 皇成
5.メイショウオーパス 横山 典弘
6.ロフティフレーズ 丸山 元気
7.メイショウケイメイ 菊沢 一樹
8.トーセンブレス 横山 武史
9.レッドヴェイロン 田辺 裕信
10.テーオービクトリー 大野 拓弥
11.ビッククインバイオ 戸崎 圭太
12.クラヴァシュドール M.デムーロ
13.ミラアイトーン 横山 和生
14.ミッキーブリランテ 内田 博幸
15.グランドロワ 和田 翼
16.サトノウィザード 鮫島 良太
ニューイヤーステークス（L）2021年1月9日（土曜）中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 14番 ミッキーブリランテ
2着 3番 アルーシャ
3着 13番 ミラアイトーン
単勝
14 9,110円 14番人気
複勝
14 1,960円 14番人気
3 240円 2番人気
13 340円 7番人気
枠連
2-7 1,670円 8番人気
ワイド
3-14 9,160円 71番人気
13-14 9,330円 72番人気
3-13 1,470円 24番人気
馬連
3-14 40,740円 76番人気
馬単
14-3 101,890円 161番人気
三連複
3-13-14 104,070円 240番人気
三連単
14-3-13 1,226,630円 1,841番人気
