お世話になります。馬きりんです。
今回は【第65回 京阪杯(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第65回 京阪杯(GⅢ)2020年11月29日(日曜)阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
春秋の各スプリントGⅠ(高松宮記念・スプリンターズS)のちょうど中間点にあるGⅢ競走で、同日に東京でGⅠのジャパンカップが行われることから騎手が不在となり乗り替わりとなる馬と、ジャパンカップに騎乗馬がない騎手の継続騎乗が大きく入り混じる難解な一戦です。
今回は出走16頭中8頭が前走から乗り替わり、残りの8頭が前走からの継続騎乗と、きっぱりと別れましたが、勝ったのは前走から乗り替わりとなり、吉田隼人騎手が騎乗した10番フィアーノロマーノでした。
フィアーノロマーノの重賞勝利は2019年のGⅢダービー卿チャレンジトロフィー以来約1年半ぶりのことで、その後阪神競馬場で2度の重賞2着こそあったものの他場での成績は今一つでしたが、今回見事に得意コースでの復活となりました。
今回鞍上の吉田隼人騎手とは今回が初コンビで、普段は関東を拠点とする騎手でありながら今回の騎乗となったのは、ひとえに日程の妙で「たまたま関西にいた」ということも大きいのではないかと思われます。
来年は京都競馬場改修で、例年の京都開催がすべて阪神ないしは中京に振り替えられることから、得意コースである阪神競馬場で走るケースも多くなるのではないかと思います。
騎手に関してはこのまま吉田隼人騎手で行くのか、また前走までコンビを組んでいた藤岡康太騎手に戻るのかはわからないですが、コース別戦績の偏りを見てもわかる通り、特異不得意の差の大きな馬なので、鞍上との相性は常に気を付けて見守っていくのがいいでしょう。
また、今回4着に敗れたアンヴァルですが、スタート直後Ⅰ完歩目で躓いてしまったのが決定的でした。タイム差0秒1、着差でクビ+クビ+アタマ差での惜敗なだけに、これがなければ…と悔やまれる部分が大きいです。次走以降、アクシデントなく走れば間違いなく勝ち負けの馬なので、覚えておいた方がよさそうです。
第65回 京阪杯(GⅢ)2020年11月29日(日曜)阪神競馬場の出走馬情報
1.ジョイフル 川又 賢治
2.アンヴァル 酒井 学
3.レッドアンシェル 幸 英明
4.プリモシーン 北村 宏司
5.ロードアクア 田中 健
6.ビリーバー 杉原 誠人
7.ジョーアラビカ 和田 竜二
8.ジョーカナチャン 菱田 裕二
9.リバティハイツ 団野 大成
10.フィアーノロマーノ 吉田 隼人
11.シヴァージ 藤岡 佑介
12.クライムメジャー 鮫島 克駿
13.カレンモエ 松若 風馬
14.ラブカンプー 斎藤 新
15.タイセイアベニール 石橋 脩
16.トラヴェスーラ 丸山 元気
第65回 京阪杯(GⅢ)2020年11月29日(日曜)阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 10番 フィアーノロマーノ
2着 13番 カレンモエ
3着 7番 ジョーアラビカ
単勝
10 570円 3番人気
複勝
10 230円 3番人気
13 190円 1番人気
7 630円 11番人気
枠連
5-7 860円 3番人気
ワイド
10-13 700円 3番人気
7-10 3,440円 47番人気
7-13 2,910円 39番人気
馬連
10-13 1,500円 3番人気
馬単
10-13 3,230円 5番人気
三連複
7-10-13 18,990円 74番人気
三連単
10-13-7 85,070円 294番人気