お世話になります。馬きりんです。
今回は【第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)2020年11月23日(月・祝)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
まだレース名が「府中3歳S」だったころから翌年のクラシックを占う重要な競争でしたが、年末のホープフルSがGⅠに昇格してからはさらに重要度が増し、昨年の勝ち馬コントレイルはそのまま無敗の三冠馬に駆け上がりました。
そのようなレースレベルの高さから、2021年にはGⅡに昇格するこのレース。今回も見ごたえ十分なメンバーが集結、6月の阪神での新馬戦を圧勝した3番ダノンザキッドが休養を挟んで馬体を充実させて圧倒的な1番人気に推されました。
ダノンザキッドの馬体重は520キロで前走比でなんとプラス24キロ。この5か月間での成長がうかがえます。
レースは終始ダノンザキッドの独壇場で、まさにテンよし中よし終いよし。スタートをスムーズに出ると道中はノープレッシャーで3番手を追走。前を泳がせて直線に入ると馬場の四分どころあたりから坂の登りで余裕をもって先頭に立つとそのまま押し切ってゴールしました。
これでダノンザキッドは2戦2勝。一躍2歳チャンピオン最有力候補に躍り出ましたが、特筆すべきはやはりその雄大な馬体でしょう。520キロは今回出走メンバー中一番大きなサイズですが、数字以上に画面越しに見たときに他馬よりも二周りくらい大きく見えます。
これは、馬体そのものの大きさに加えて、体を大きく使えている部分が大きく、そもそもの運動能力の高さの表れと言えそうです。
血統的には、決して早仕上がりとは言えないジャスタウェイ産駒で、その父ハーツクライの産駒と同様、晩成傾向で、3歳秋~4歳にかけて成長カーブを上昇させるタイプの血統なので、今後さらなる成長も期待できます。
馬体のサイズ、血統ともダノンザキッドにそっくりな馬として真っ先に思い浮かぶのが昨年のGⅠ朝日杯フューチュリティーS覇者であるサリオス。その後春のクラシックでは2冠ともコントレイルの後塵を拝する形となりましたが、例年であれば2冠を達成していてもおかしくなく、そんな馬に比肩するかもしれない逸材かもしれません。
第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)2020年11月23日(月・祝)東京競馬場の出走馬情報
1.ドゥラヴェルデ C.ルメール
2.タイトルホルダー 戸崎 圭太
3.ダノンザキッド 川田 将雅
4.レインフロムヘヴン M.デムーロ
5.トーセンジャック 山田 敬士
6.プラチナトレジャー 田辺 裕信
7.ヴェローチェオロ 横山 典弘
8.モメントグルタール 大野 拓弥
9.モリノカンナチャン 横山 和生
10.ジュンブルースカイ 武 豊
第25回 東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ)2020年11月23日(月・祝)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 3番 ダノンザキッド
2着 2番 タイトルホルダー
3着 10番 ジュンブルースカイ
単勝
3 170円 1番人気
複勝
3 110円 1番人気
2 230円 5番人気
10 200円 3番人気
枠連
2-3 1,370円 5番人気
ワイド
2-3 490円 6番人気
3-10 320円 2番人気
2-10 1,070円 15番人気
馬連
2-3 1,330円 5番人気
馬単
3-2 1,580円 5番人気
三連複
2-3-10 2,170円 7番人気
三連単
3-2-10 7,080円 23番人気