お世話になります。馬きりんです。
今回は【第45回 エリザベス女王杯(GⅠ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第45回 エリザベス女王杯(GⅠ)2020年11月15日(日曜)阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
京都競馬場の改修工事に伴い、41年ぶりに阪神競馬場での開催となったエリザベス女王杯。8冠女王アーモンドアイと今春のグランプリ王者クロノジェネシスの参戦はないものの、当代きっての名牝が18頭集まっての華やかな決戦となりました。
1番人気は昨年の覇者で、今回は宿敵アーモンドアイの主戦騎手、C.ルメールとのコンビで望む18番ラッキーライラック、これに6番ノームコアと11番ラヴズオンリーユーのGⅠ馬2頭が続きます。
レースはスタートからノームコアがハナを切る奇策に出ます。2コーナー出口あたりでは後続に4~5馬身の差をつける逃げとなり、続いて5番のリアアメリアもいつもの位置取りより大幅に前の2番手に続いて最初の1000mは59秒3とやや速めの展開となりました。
4コーナーから直線にかけて、一番最初に動いたのはラッキーライラックでした。それを追いかけるようにラヴズオンリーユーとさらにその直後から13番サラキアが追いかけますが、
最後の直線では後続の追撃を測ったように振り切ってラッキーライラックが1着、同レース史上4頭目の連覇を達成しました。
2着にはラヴズオンリーユーを最後にかわし切ったサラキア、3着にはラヴズオンリーユーが入り馬券的には比較的穏当な結果となりましたが、2・3着馬にことごとく後手を踏ませる騎乗をやってのけたC.ルメール騎手の手腕が際立つレースだったといえます。
ラッキーライラックは、オーナーである「サンデーレーシング」の規約により、来年の3月には「定年」となり、現役生活を終えることが決定しています。
同じく牝馬6歳3月定年制があるシルクレーシング所属のアーモンドアイが、次走GⅠジャパンカップをラストランとすることがすでに発表されていますが、ラッキーライラックも残り1戦ないしは2戦で競争生活にピリオドを打つことになると思われます。
次走については今後の発表待ちですが、いずれのレースに出てきても有終の美を飾ることを期待します。
第45回 エリザベス女王杯(GⅠ)2020年11月15日(日曜)阪神競馬場の出走馬情報
1.シャドウディーヴァ 内田 博幸
2.サムシングジャスト 松山 弘平
3.リュヌルージュ 団野 大成
4.ソフトフルート 福永 祐一
5.リアアメリア 川田 将雅
6.ノームコア 横山 典弘
7.ロサグラウカ 幸 英明
8.センテュリオ 戸崎 圭太
9.ウインマイティー 和田 竜二
10.カーロバンビーナ 浜中 俊
11.ラヴズオンリーユー M.デムーロ
12.ウインマリリン 横山 武史
13.サラキア 北村 友一
14.サトノガーネット 坂井 瑠星
15.ウラヌスチャーム 斎藤 新
16.ミスニューヨーク 加藤 祥太
17.エスポワール 武 豊
18.ラッキーライラック
第45回 エリザベス女王杯(GⅠ)2020年11月15日(日曜)阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 18番 ラッキーライラック
2着 13番 サラキア
3着 11番 ラヴズオンリーユー
単勝
18 330円 1番人気
複勝
18 150円 1番人気
13 280円 5番人気
11 200円 4番人気
枠連
7-8 1,260円 5番人気
ワイド
13-18 930円 10番人気
11-18 490円 2番人気
11-13 1,460円 16番人気
馬連
13-18 2,290円 7番人気
馬単
18-13 3,610円 13番人気
三連複
11-13-18 4,260円 番人気
三連単
18-13-11 21,050円 51番人気