レース見解

河北新報杯(3歳以上3勝クラス)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年11月7日(土曜)福島競馬場 ダート1150m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【河北新報杯(3歳以上3勝クラス)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

河北新報杯(3歳以上3勝クラス)2020年11月7日(土曜)福島競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

秋の福島開催ではおなじみの名前のレースながら、今年は昨年の芝1200mからコースがダート1150mに、クラスが2勝クラスから3勝クラスに変わりました。コースの関係で1150mというほかの競馬場にはない距離ですが2コーナー引き込み線から芝スタートのレイアウトはオーソドックスなもので、出走馬の層も厚いです。

今回は、このクラスの常連が出走馬の大半を占め、そこに前走で2勝クラスを勝ち上がってきた4番グラナリーと11番メイショウテンセイの2頭が挑む構図となり、1番人気には12番のロンドンテソーロが変わり身を期待される形で推されました。

レースはスタートから好発を決めたグラナリーとロンドンテソーロが先団を形成し、そのままゴールまで展開をコントロールする流れとなり、ロンドンテソーロが1着、グラナリーも3着に残り上位陣を形成しました。

2着には後方待機の3番人気3番バーンフライが飛び込んで、馬券的には大変堅い決着となりました。

ロンドンテソーロは、スタートからイニシアチブを取りながらも、グラナリーをうまく先頭で泳がせて、無駄なエネルギーを使わず直線に向いたら前をかわすだけの非常に効率的な競馬をしました。

馬自身の変わり身はもちろんありますが、かなり展開に恵まれた側面もあり、オープン入り後即通用するかどうかはまだ現段階では何とも言えないでしょう。

ただ、戦績を見る限り、右回りなら相手なりに立ちまわれそうで、右回りでの出走ならば穴に一考、左回りならば迷わずに消し、という判断で問題ないと思います。

2着のバーンフライも、明らかに自分向きではない展開を追い込んでのこの結果は評価できるのではないでしょうか。「三冠馬コントレイルの兄」としても注目を集めていますが、現級であれば十分に通用するのは間違いなさそうです。

河北新報杯(3歳以上3勝クラス)2020年11月7日(土曜)福島競馬場の出走馬情報

1.スマートドレイク 西村 淳也
2.ファビュラスギフト 富田 暁
3.バーンフライ 吉田 隼人
4.グラナリー 川又 賢治
5.ゴールドラグーン 荻野 極
6.エターナルフレイム 菅原 明良
7.コロラトゥーレ 柴田 未崎
8.シルヴェーヌ 勝浦 正樹
9.ワールドフォーラブ 松岡 正海
10.ホープフルサイン 菱田 裕二
11.メイショウテンセイ 亀田 温心
12.ロンドンテソーロ 鮫島 克駿
13.スズノウメ 丸田 恭介

河北新報杯(3歳以上3勝クラス)2020年11月7日(土曜)福島競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 12番 ロンドンテソーロ
2着 3番 バーンフライ
3着 4番 グラナリー

単勝
12 280円 1番人気

複勝
12 120円 1番人気
3 140円 3番人気
4 130円 2番人気

枠連
3-8 680円 2番人気

ワイド
3-12 270円 2番人気
4-12 260円 1番人気
3-4 350円 3番人気

馬連
3-12 590円 2番人気

馬単
12-3 1,030円 1番人気

三連複
3-4-12 690円 1番人気

三連単
12-3-4 3,190円 2番人気