お世話になります。馬きりんです。
今回は【サフラン賞（2歳1勝クラス）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
サフラン賞（2歳1勝クラス）2020年10月4日（日曜）中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
2歳牝馬限定での1勝クラスのマイル戦。昨年ここを勝ったマルターズディオサが翌年に桜花賞トライアルGⅡチューリップ賞・秋華賞トライアルGⅢ紫苑Sを制覇するなど、クラシック戦線へも直結する重要な一戦です。
今年は11頭がエントリー。スタート直後から2コーナーにアプローチするため内枠有利な中山のマイルコースながら強い外差しのトラックバイアスが発生して予想が難しいレースとなりました。
勝ったのは1番人気に推されていた6番サトノレイナス。内側を進んだ先行勢が最後の直線の坂で脚が止まったところを外から一気に差し切る、中山の外差しバイアス発生時の教科書通りのレース運びでの優勝となりました。
2着の11番テンハッピーローズは4コーナーでは勝ち馬に一度まくられて最後方の位置取りでしたが、やはり馬場の外をしっかりと伸びて2着を確保。この馬もまた満点の競馬を見せましたが、勝ち馬との間には明確に能力差がありました。
3着の10番ルースはちょうど中団から前目をうかがう位置での競馬で、メンバーの中では一番の正攻法の競馬を見せましたが最後はサトノレイナスの切れ味に屈してしまいました。
しかしながら、器用さの求められる中山のコースで自分から自在にレースを作って好走したことの意味は大きく、今後出走頭数の多くなったレースでの馬群捌きなどにポジティブな見通しが立ったのは大きいでしょう。
先行勢で唯一掲示板に残った4着の5番グランデフィオーレも立派な競馬をしました。
スタートから2番ジュラメントと先行争いの形になりましたが、半ば強気に先手を主張するジュラメントに対して、ムキにならずうまく相手を使って省エネで道中を進めたことが好走の理由といえます。
この辺りは松山弘平騎手の冷静な展開の読みがさえわたった感じですが、その読みにしっかり応えられるだけの力が馬にあってこそでもあるので、次走以降も無視はできないでしょう。
掲示板内の4着馬は無視できない馬ですから、こういった馬も次走以降に狙っていくようにしていくと、馬券配当が上がりやすいです。
サフラン賞（2歳1勝クラス）2020年10月4日（日曜）中山競馬場の出走馬情報
1.スセリヒメ 丹内 祐次
2.ジュラメント 藤田 菜七子
3.タウゼントシェーン 戸崎 圭太
4.ペイシャフェスタ 武士沢 友治
5.グランデフィオーレ 松山 弘平
6.サトノレイナス C.ルメール
7.アンチエイジング 山田 敬士
8.ニシノエルサ 田辺 裕信
9.グレイトミッション 三浦 皇成
10.ルース 池添 謙一
11.テンハッピーローズ 福永 祐一
サフラン賞（2歳1勝クラス）2020年10月4日（日曜）中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 6番 サトノレイナス
2着 11番 テンハッピーローズ
3着 10番 ルース
単勝
6 220円 1番人気
複勝
6 120円 1番人気
11 170円 3番人気
10 320円 6番人気
枠連
6-8 520円 2番人気
ワイド
6-11 320円 2番人気
6-10 600円 8番人気
10-11 1,020円 13番人気
馬連
6-11 750円 2番人気
馬単
6-11 1,090円 3番人気
三連複
6-10-11 3,100円 12番人気
三連単
6-11-10 8,840円 26番人気
