レース見解

太秦ステークス(3歳以上オープンL)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年10月17日(土曜)京都競馬場 ダート1800m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【太秦ステークス(3歳以上オープンL)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

太秦ステークス(3歳以上オープンL)2020年10月17日(土曜)京都競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

近々でGⅢみやこS(1900メートル)、GⅢ武蔵野S(1600メートル)という2つのダート重賞があるものの、「1800メートルでないと」という馬が集まってのレース。メンバーの中には何頭か重賞ウイナーがいるもののやや小粒感が否めません。

また、あえて距離ありきで番組を選んでくる馬たちは得てして器用さに欠けるもので、それゆえに展開がかみ合わなかったときに思わぬふりや波乱の発生する可能性も多く含んだ一戦とも言えます。

実際、今回のレースでは4コーナー入り口で2番ロードアクシスの鞍上酒井劉生騎手の鐙が外れかけるアクシデントをきっかけに馬群がごちゃついて、結果的に先頭を走っていた2番人気3番ベストタッチダウンがほか馬の抵抗を受けることなく逃げ切り勝ちを収めました。

この混乱に乗じて2着を確保したのが10番人気の1番ビックリシタナモー。結果的に最後の直線で打ちが開いたことが功を奏し、また、最内枠からのスタートで経済コースを走り続けることでチャンスを待ったことも幸いしてインをついての大駆けとなりました。

このような形での上位進出のため、ビックリシタナモーを次走も狙えるかどうかは微妙ですが、戦績を見る限り今回を含む全56戦のうち42戦で上がり3F上位3番手以内に入っており、末の脚はあるだけにどこかでまた大駆けをする可能性は十分に含んでいます。

そのほか上位人気馬は1番人気4番クリンチャーが4着、3番人気7番アッシェンプッテルが3着と、比較的穏やかな着順の並びとなっており、各馬とも次走も引き続きコンスタントな走りを期待することができそうです。

一方5着の5番人気6番ナムラカメタローは、人気通りに走ったとはいえるものの重賞ウイナーとしてはもう一つ満足感の足りない走りとなりました。

この馬の場合は、小回りのコースでうまく立ち回るのが好走パターンなので、馬券で狙うときは大箱の競馬場は避けた方がいいかもしれません。

小回りコースの競馬場でこそ走る馬もいるので、5着は掲示板内で凡走とは言えませんから、条件が揃ったときのレースに期待です。

太秦ステークス(3歳以上オープンL)2020年10月17日(土曜)京都競馬場の出走馬情報

1.ビックリシタナモー 藤岡 康太
2.ロードアクシス 坂井 琉星
3.ベストタッチダウン 岩田 康誠
4.クリンチャー 福永 祐一
5.ナイママ 国分 優作
6.ナムラカメタロー 石川 裕紀人
7.アッシェンプッテル 藤岡 佑介
8.デアフルーグ 秋山 真一郎
9.タガノディグオ 小牧 太
10.デザートスネーク 酒井 学
11.テーオーヘリオス 荻野 琢真
12.コンカラー 池添 謙一
13.ダノンテイオー 松若 風馬

太秦ステークス(3歳以上オープンL)2020年10月17日(土曜)京都競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 3番 ベストタッチダウン
2着 1番 ビックリシタナモー
3着 7番 アッシェンプッテル

単勝
3 300円 2番人気

複勝
3 210円 2番人気
1 1,290円 10番人気
7 310円 3番人気

枠連
1-3 14,380円 番人気

ワイド
1-3 3,180円 26番人気
3-7 750円 5番人気
1-7 4,090円 36番人気

馬連
1-3 14,380円 31番人気

馬単
3-1 19,320円 46番人気

三連複
1-3-7 34,710円 80番人気

三連単
3-1-7 197,410円 403番人気