レース見解

知多特別(3歳以上2勝クラス)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年9月13日(日)中京競馬場 芝1400m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【知多特別(3歳以上2勝クラス)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

知多特別(3歳以上2勝クラス)2020年9月13日(日)中京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

週ナカから週末にかけて目まぐるしく天候が替わり、加えて開幕週ということも相まって馬場読みの極めて難しいレースでしたが、レース時間までには馬場が乾き、1分20秒8という、このクラスとしてはかなり優秀な時計での決着となりました。

勝ったのは4番人気の3番、ハッシュゴーゴーでした。道中は中団のちょうど真ん中あたりに控えて、直線に向くと若干外目に進路を取ってじりじりと脚を伸ばして坂の上では先頭を伺い、そのまま後方からの追い上げを封じての勝利となりました。

勝ち馬の血統を見ると、父がアサクサキングスという実に珍しい血統。フランス由来の重厚な血統背景を持つ2007年の菊花賞馬で、ほかにも2009年の阪神大賞典を制するなど、現役時代はかなり純度の高いステイヤーでした。

その産駒が1400m戦で優秀なタイムで勝てたのは、馬場が乾いて行く過程での「タフな良馬場」がこの血統に合ったのかもしれません。ハッシュゴーゴーは母方も濃厚なフランス血統で、馬場条件的に今日のコンディションは「ここぞ!」というものだったのでしょう。

2着のアンジュミニョンも血統的には今日の馬場が味方したと言えそうです。

父ルーラーシップは代表産駒のキセキのようにタフな馬やレース展開を得意とし、母父フジキセキも、母父としてはダート競馬でもコンスタントに勝ち上がりを出すタフなタイプの血統です。

一方で3着のミッキーバディーラは父ディープインパクトと母父アンブライドルズソングの典型的な切れ味型の血統構成でしたが、この馬場でもしっかりと切れ味を見せたと感じます。

しかしながら、ゴールまで前を捕らえきるかといったところで、映像でもハッキリわかるほど真横を向いてしまうくらいの口向きの悪さを見せてしまいました。

近走もあと一歩の着順が続いており、気性面での成長・改善が今後も課題と言えそうです。

逆に言えば、ここが改善されると、成績が安定する可能性があるので、注目馬の一頭です。

 

知多特別(3歳以上2勝クラス)2020年9月13日(日)中京競馬場の出走馬情報

1.トリプルエース 幸 英明
2.オーマイガイ 岩田 康誠
3.ハッシュゴーゴー 浜中 俊
4.アンジュミニョン 田中 健
5.シャンドフルール 鮫島 克駿
6.コスモヨハネ 国分 優作
7.シュバルツボンバー 三浦 皇成
8.ルガーサント 武 豊
9.ミッキーバディーラ 松若 風馬
10.トロイメント 岩田 望来

 

知多特別(3歳以上2勝クラス)2020年9月13日(日)中京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 3番 ハッシュゴーゴー
2着 4番 アンジュミニョン
3着 9番 ミッキーバディーラ

単勝
3 640円 4番人気

複勝
3 240円 5番人気
4 600円 9番人気
9 210円 3番人気

枠連
3-4 6,550円 20番人気

ワイド
3-4 1,430円 18番人気
3-9 690円 8番人気
4-9 2,220円 29番人気

馬連
3-4 5,050円 20番人気

馬単
3-4 8,690円 32番人気

三連複
3-4-9 10,510円 38番人気

三連単
3-4-9 56,290円 194番人気