レース見解

第26回 ユニコーンステークス(GⅢ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年6月20日(日曜)東京競馬場 ダート1600m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第26回 ユニコーンステークス(GⅢ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第26回 ユニコーンステークス(GⅢ)2021年6月20日(日曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

サウジダービーを制し・UAEダービーへと転戦して帰国した13番ピンクカメハメハの凱旋レースとなりましたが、そのピンクカメハメハが向こう正面3コーナー手前で急性心不全を発症して競走中止ののち、死亡する痛ましい事故がありました。

レースの展開を大きく左右するアクシデントの中レースは入りの2ハロン目で10秒台のラップを記録するハイペースとなり、最後の直線は後方からの差し脚が届く展開となって、メンバー中上がり3F最速タイで追い込んだ2番スマッシャーが7番人気の低評価を覆して初勝利となりました。

昨夏のデビュー時は2戦して5着・11着と振るわなかったスマッシャーですが、放牧を経て変わり身を見せてからは今回も含めて複勝圏内率100%の安定した走りを見せるようになりました。3戦目以降一貫して手綱を取っている坂井瑠星騎手との相性もよさそうです。

父にエーピーインディー系のマジェスティックウォリアーを持ち、このレースのような一本鎗の末脚勝負はおあつらえ向きの展開といえ、今後も東京や新潟など直線がやや長めのコースでは安定して狙ってよい一頭といえるのではないでしょうか。

また、2着に残った14番人気のサヴァは、総崩れとなった先行勢から唯一の馬券圏内フィニッシュとなりましたが、スタートがうまく出て前に行けたときはこれまでも確実に粘っており、勝負根性は世代の平均以上はあるとみていいでしょう。

ただし、スタートが不安定なため馬券を狙うのは心もとなく、今後も人気にはなりづらそうですが、それが穴党にとっての妙味となりそうな予感もします。

第26回 ユニコーンステークス(GⅢ)2021年6月20日(日曜)東京競馬場の出走馬情報

1.ゲンパチフォルツァ 木幡 巧也
2.スマッシャー 坂井 瑠星
3.ティアップリオン 内田 博幸
4.ラペルーズ C.ルメール
5.イグナイター 武藤 雅
6.クリーンスレイト 田辺 裕信
7.ケイアイロベージ 三浦 皇成
8.サンライズウルス 藤井 勘一郎
9.ブラックアーメット 津村 明秀
10.プロバーティオ M.デムーロ
11.ヴィゴーレ 丸山 元気
12.ローウェル 団野 大成
13.ピンクカメハメハ 北村 宏司
14.カレンロマチェンコ 松若 風馬
15.サヴァ 石川 裕紀人
16.ルーチェドーロ 戸崎 圭太

第26回 ユニコーンステークス(GⅢ)2021年6月20日(日曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 2番 スマッシャー
2着 15番 サヴァ
3着 7番 ケイアイロベージ

単勝
2 1,340円 7番人気

複勝
2 360円 6番人気
15 1,870円 15番人気
7 210円 1番人気

枠連
1-8 1,510円 7番人気

ワイド
2-15 13,140円 91番人気
2-7 1,450円 17番人気
7-15 7,550円 69番人気

馬連
2-15 50,600円 90番人気

馬単
2-15 78,550円 165番人気

三連複
2-7-15 107,560円 264番人気

三連単
2-15-7 793,400円 1,700番人気