レース見解

第4回 葵ステークス(重賞)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年5月30日(土曜)中京競馬場 芝1200m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第4回 葵ステークス(重賞)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第4回 葵ステークス(重賞)2021年5月30日(土曜)中京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

スタートから直線の坂下まで下りが続き、そこから一気に登るコースレイアウトから、行った行ったの競馬と、先団の後ろで詰まった馬群を外差し勢が飲み込むのが中京1200mでよくみられる展開ですが、今回の競馬もそのような展開になりました。

この展開で、先団後ろの内ラチ沿いに進んだ1番人気の5番モントライゼは伸び切ることができず、何とか掲示板は確保したものの5着。外から九州産馬2番ヨカヨカが追い込む中ハナ差残して押し切ったのは、13番人気の7番レイハリアでした。

レイハリアはデビュー以来コンスタントに入着を繰り返しつつ、前々走でダートの未勝利戦を勝ち上がった後芝に変わって重馬場の1勝クラスを連想してこのレースに臨みましたが、直近の2連勝は道悪を利してのもの。

スピード能力に疑義を持たれての低人気でしたが、これまでに見せてきたしぶとさをいかんなく発揮してのタイトル奪取となりました。

鞍上の亀田温心騎手はこれで騎手生活3年目にして重賞初勝利。同期の斉藤新、団野大成、菅原明良各騎手が既に重賞勝ちを収めていますがこれで同期4人目の重賞制覇となり、この世代のレベルの高さを物語っています。

ここまでのレースぶりから、この先も純粋なスピード比べでは苦労をしそうなレイハリアですが、しぶとく上位に残る競馬はコンスタントにできそうで、あまり人気もしないようであれば馬券の連下に重宝する馬になりそうです。

2着のヨカヨカは今回惜しくも届きませんでしたが、史上初の熊本県産馬によるJRA重賞制覇も時間の問題といえそうです。この夏にGⅢ北九州記念あたりを使ってくれば、コース実績と軽い斤量から大いに狙ってみてもいいのではないでしょうか。

第4回 葵ステークス(重賞)2021年5月30日(土曜)中京競馬場の出走馬情報

1.リンゴアメ 丹内 祐次
2.ヨカヨカ 幸 英明
3.カンタベリーマッハ 鮫島 良太
4.インフィナイト 藤井 勘一郎
5.モントライゼ C.ルメール
6.ダディーズビビッド 武 豊
7.レイハリア 亀田 温心
8.オールアットワンス 和田 竜二
9.スンリ 池添 謙一
10.ロングトレーン 団野 大成
11.サルビア 福永 祐一
12.リメス 浜中 俊
13.アスコルターレ 松山 弘平
14.ファルヴォーレ 鮫島 克駿
15.テイエムトッキュウ 松若 風馬
16.ロンギングバース 横山 和生
17.マリーナ 坂井 瑠星
18.フォイアーロート 岩田 康誠

第4回 葵ステークス(重賞)2021年5月30日(土曜)中京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 7番 レイハリア
2着 2番 ヨカヨカ
3着 8番 オールアットワンス

単勝
7 8,300円 13番人気

複勝
7 1,710円 13番人気
2 230円 3番人気
8 780円 9番人気

枠連
1-4 6,200円 19番人気

ワイド
2-7 6,110円 48番人気
7-8 14,420円 83番人気
2-8 3,000円 28番人気

馬連
2-7 26,560円 48番人気

馬単
7-2 65,780円 118番人気

三連複
2-7-8 160,730円 259番人気

三連単
7-2-8 1,454,720円 1,707番人気