レース見解

六甲ステークス(L)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年3月28日(日曜)阪神競馬場 芝1600m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【六甲ステークス(L)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

六甲ステークス(L)2021年3月28日(日曜)阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

重賞まであと一歩のところで登場頻度の高い「おなじみのメンバー」に、近況上昇気配の若い馬が挑む「GⅠ裏開催のメイン」らしいメンバー構成となり、人気も割れて馬場コンディションも難しくなるなど、見立てが難しいレースになりました。

その中で勝ったのは2番人気の1番クリスティ。スタートをソツなく出て最内枠を生かすようにしてハナを主張すると、マイペースでの逃げを打ち、最後はきっちり3/4馬身のこしての勝利となりました。

このレースのラップは最初と最後の1ハロンこそ12秒台の後半というやや平凡なタイムながら、それ以外の2~7ハロン目まではきれいに11秒台が並んでおり、勝ち馬が正確なペースを刻みながら、1ハロンごとに少しずつ他馬に気づかれないように貯金を築いていたことが分かります。

クリスティが勝ったレースのラップタイムを見てみると、2走前の3勝クラス・トルマリンSでも3走前の2勝クラス・ブエナビスタMでもやはり11秒台の正確なラップタイムを並べており、ペース間隔が卓越した馬であることが見て取れます。

逆に、ペースを作れなった前走のターコイズSなどは全くいいところなく崩れての12着に敗れるなど、主導権を握れるかどうかで全くの別馬になってしまうのもこの馬の特徴です。

次走以降も馬券を狙う場合は、自分なりのペースが作れるかどうか、具体的にはメンバーに強力な同型タイプがいないかどうかをよく注意してみる必要があるでしょう。

勝ち馬のほかに次走注目すべきは4着の6番レッドヴェイロン。先行勢が勝ち馬にやられて総崩れになる中で、中団前目から4着に粘り切ってみせたのは立派です。転厩を機に馬に新味が出てきた感があり、しばらくの間、出走のたびにオッズ妙味がありそうです。

六甲ステークス(L)2021年3月28日(日曜)阪神競馬場の出走馬情報

1.クリスティ 斎藤 新
2.テーオービクトリー 太宰 啓介
3.メイショウグロッケ 小牧 太
4.セダブリランテス 団野 大成
5.ワールドウインズ 藤岡 康太
6.レッドゼイロン 岩田 康誠
7.ウーリリ 岩田 望来
8.メジェールスー 富田 暁
9.マイネルフラップ 国分 優作
10.リュヌルージュ 鮫島 良太
11.アバルラータ 柴山 雄一
12.メイケイダイハード 川須 栄彦
13.ラセット 秋山 真一郎
14.プリンスリターン 原田 和真
15.ノーブルマーズ 高倉 稜

六甲ステークス(L)2021年3月28日(日曜)阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 1番 クリスティ
2着 13番 ラセット
3着 14番 プリンスリターン

単勝
1 500円 2番人気

複勝
1 210円 2番人気
13 250円 4番人気
14 420円 8番人気

枠連
1-7 1,700円 7番人気

ワイド
1-13 760円 3番人気
1-14 1,800円 24番人気
13-14 1,800円 26番人気

馬連
1-13 2,250円 6番人気

馬単
1-13 4,730円 14番人気

三連複
1-13-14 11,720円 38番人気

三連単
1-13-14 54,000円 162番人気