お世話になります。馬きりんです。
今回は【第28回 チューリップ賞(GⅡ)(桜花賞トライアル)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第28回 チューリップ賞(GⅡ)(桜花賞トライアル)2021年3月6日(土曜)阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
近年では同じGⅡのフィリーズレビューより桜花賞への直結度が高いと目されるレースですが、今年のエントリーの中で重賞勝ち馬はメイケイエールのみ、2歳女王のソダシは本番直行という中でメイケイエールがどういうレースをするかが注目されました。
これまでのレースぶりから、気性面での懸念が強いメイケイエールですが、今回も道中では大きく口を割り、鞍上の武豊騎手が馬上で立ち上がるのが映像越しにもわかるほどのちぐはぐな競馬をしてしまいました。
結局、たまらずにというか武豊騎手が腹を決める形で残り800m付近から先頭に立つと、直線ではどこまで押し切れるのか、という競馬になってしまいました。
残り100m手前で後続馬に飲み込まれそうになったメイケイエールですが、ここからさらに伸び返して内をすくうようにして伸びてきた5番エリザベスタワーと馬体をぴったりと併せたところがゴール。写真判定の結果、メイケイエールとエリザベスタワーの同着優勝となりました。
武豊騎手はこの勝利で、デビューイヤーの1987年京都大賞典をトウカイローマンで制して以来の連続重賞勝利年数を35年に伸ばしました。
しかしながら、前述の通りメイケイエールの競馬内容は褒められたものではなく、さらに頭数も増えて紛れも大きくなる本番のGⅠ桜花賞には大きな不安が残ります。
同じく1着のエリザベスタワーも、メイケイエールのあおりを受けた面はあるものの、こちらも道中では折り合いを欠く場面が見られ、やはり本番に不安を残しました。
3着の2番ストゥーティ、4着の12番タガノディアーナは内容的にもそつのない、よくまとまったレース運びでの好走でしたが、これら2頭がソダシを凌駕しうるかどうかはかなり未知数で、春の牝馬クラシック戦線はソダシの一強ムードが加速しそうです。
第28回 チューリップ賞(GⅡ)(桜花賞トライアル)2021年3月6日(土曜)阪神競馬場の出走馬情報
1.メイケイエール 武 豊
2.ストゥーティ 松山 弘平
3.レアシャンパーニュ 幸 英明
4.シャーレイポピー 福永 祐一
5.エリザベスタワー 川田 将雅
6.エイシンピクセル 団野 大成
7.タイニーロマンス 内田 博幸
8.テンハッピーローズ 池添 謙一
9.シャドウエリス 岩田 望来
10.マリーナ 岩田 康誠
11.バリコノユメ 藤懸 貴志
12.タガノディアーナ 和田 竜二
第28回 チューリップ賞(GⅡ)(桜花賞トライアル)2021年3月6日(土曜)阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 1番 メイケイエール
1着 5番 エリザベスタワー
3着 2番 ストゥーティ
単勝
1 110円 1番人気
5 240円 3番人気
複勝
1 110円 1番人気
5 200円 4番人気
2 180円 3番人気
枠連
1-5 760円 3番人気
ワイド
1-5 410円 4番人気
1-2 300円 2番人気
2-5 970円 13番人気
馬連
1-5 910円 3番人気
馬単
1-5 560円 4番人気
5-1 1,160円 8番人気
三連複
1-2-5 1,990円 5番人気
三連単
1-5-2 2,710円 10番人気
5-1-2 6,990円 40番人気