レース見解

第65回 阪急杯(GⅢ)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2021年2月28日(日曜)阪神競馬場 芝1400m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【第65回 阪急杯(GⅢ)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

第65回 阪急杯(GⅢ)2021年2月28日(日曜)阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

GⅠ競走への優先出走権が与えられるレースでは唯一本番(このレースの場合は高松宮記念)よりも距離が長いレースで、時期的に春のスプリント戦線のほぼ最終便であると同時にマイル戦線のスタート的な位置づけも兼ねています。

それゆえに、出走メンバーはスプリンターとマイラーの両方がそろい、施行距離がその中間の1400mであることから、馬券購入者にとっても難解なレースで、ここ最近5年間で単勝1番人気が1勝もしていないことも特徴的です。

しかし、今年の阪急杯は1番人気に推された8番レシステンシアが制し、2015年のミッキーアイル以来の当レースでの1番人気での勝利となりました。

これでレシステンシアは1400m戦は4戦4勝となりこの距離のスペシャリストとしての地位を確固たるものにしたといえるでしょう。

今回の勝因は、なんといっても前半がハイペースで流れたことで、ハイペース逃げを得意戦法とするレシステンシアにとっては願ってもない展開となりました。

1200mでは道中のスピードが速すぎ、1600mではどこかで息が入る瞬間があることから、レシステンシアにとってはこの距離がピンポイントでベスト条件となるのでしょう。

この後の春の目標は高松宮記念とヴィクトリアマイルになってくるかと思いますが、前述の通りいずれも微妙に得意条件からは外れるため、ハイペースで逃げられるかどうか、相手関係と枠の並びをよく吟味する必要はありそうです。

また、一昨年のマイル春秋王者10番インディチャンプは、外から足を伸ばしたものの4着と案外な結果に終わってしまいました。

ステイゴールド産駒らしく、年を取って少しずつズブくなっているのかもしれず、1400mではやや短かった可能性があるため、次走以降距離延長の場合は念のため要注意です。

第65回 阪急杯(GⅢ)2021年2月28日(日曜)阪神競馬場の出走馬情報

1.メイケイダイハード 松若 風馬
2.ダノンファンタジー 川田 将雅
3.カツジ 武 豊
4.ロードアクア 田中 健
5.メイショウチタン 幸 英明
6.ミッキーブリランテ 和田 竜二
7.クリノガウディー 岩田 望来
8.レシステンシア 北村 友一
9.タマモメイトウ 古川 吉洋
10.インディチャンプ 福永 祐一
11.ザイツィンガー 国分 恭介
12.コパウンダー 吉田 隼人
13.ジャンダルム 荻野 極
14.トライン 池添 謙一
15.ブラックムーン 藤井 勘一郎
16.メイショウキョウジ 酒井 学
17.ベストアクター 団野 大成

第65回 阪急杯(GⅢ)2021年2月28日(日曜)阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 8番 レシステンシア
2着 6番 ミッキーブリランテ
3着 13番 ジャンダルム

単勝
8 240円 1番人気

複勝
8 140円 2番人気
6 860円 10番人気
13 340円 4番人気

枠連
3-4 2,330円 8番人気

ワイド
6-8 ,1670円 19番人気
8-13 780円 5番人気
6-13 6,050円 39番人気

馬連
6-8 5,830円 22番人気

馬単
8-6 7,670円 23番人気

三連複
6-8-13 20,690円 50番人気

三連単
8-6-13 82,340円 194番人気