お世話になります。馬きりんです。
今回は【第71回 チャレンジカップ(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第71回 チャレンジカップ(GⅢ)2020年12月5日(土曜)阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
既に71回を数える伝統のある重賞競走で、かつて鳴尾記念が行われていたこの時期に移動してからは(現在鳴尾記念は春に開催)、往時の鳴尾記念同様に翌年の古馬重賞戦線の常連を多く輩出するレースとなりました。
今回の一番人気は、無敗の3歳牝馬レイパパレ。秋華賞を非抽選になり、その同日に行なわれた前走3勝クラスの大原ステークスを圧勝してオープン入り。今回が重賞初挑戦ながら最終単勝オッズ1.6倍の圧倒的支持を集めました。
レースは前半5ハロンのラップで3回12秒台後半が登場するゆっくりとした立ち上がりから、後半4ハロンはいずれも11秒台のラップとなる加速ラップとなり、タフさが要求される展開になりました。
レイパパレは終始2番手につけると、後半にかけてラップタイムを加速させながら後続をふるいにかけ、最後の直線では先頭を引っ張った6番ジェネラーレウーノをとらえるとそのまま押し切って先頭でゴールイン。
上がり3Fの時計こそ全体の3位タイ(34秒4)で、後方から追い込んだ2着の11番ブラヴァス(34秒1)と4着9番サトノクロニクル(34秒2)に劣るものの、道中の展開を掌握して後ろから脚を使っても届かない展開に持ち込んだレース運びは世代水準以上のレベルと言えるでしょう。
今回で通算成績を5戦5勝として無敗を継続したレイパパレですが、血統的には父ディープインパクトに母父クロフネという構成で、切れ味・粘り腰ともにバランスが取れ、母方にマルゼンスキーとテスコボーイが入っており、古式ゆかしい快速血統でもあります。
その血統構成から距離適性についてはおそらく今回の2000mがベストと言えそうで、かつ、あまりレンジは広くなさそうなので、適距離のレンジから離れた条件のレースで取りこぼしのリスクがありそうなため、そういった条件のレースで人気をかぶりすぎる場合は要注意です。
来年は、同世代の三冠牝馬デアリングタクトや、単距離~マイルでは間違いなく最強牝馬となったグランアレグリア、王道路線の一線級を走るクロノジェネシスとの「ポストアーモンドアイ」をめぐる対決が実現すると思われ、今から楽しみでなりません。
第71回 チャレンジカップ(GⅢ)2020年12月5日(土曜)阪神競馬場の出走馬情報
1.ヒンドゥタイムズ 武 豊
2.エヒト 団野 大成
3.セントウル 松山 弘平
4.キングミニッツ 和田 竜二
5.ロードクエスト 幸 英明
6.ジェネラーレウーノ 三浦 皇成
7.レイパパレ 川田 将雅
8.ナイママ 国分 優作
9.サトノクロニクル 藤井 勘一郎
10.トーアライジン 森 裕太朗
11.ブラヴァス 福永 祐一
第71回 チャレンジカップ(GⅢ)2020年12月5日(土曜)阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 7番 レイパパレ
2着 11番 ブラヴァス
3着 1番 ヒンドゥタイムズ
単勝
7 160円 1番人気
複勝
7 110円 1番人気
11 110円 2番人気
1 120円 3番人気
枠連
6-8 190円 1番人気
ワイド
7-11 130円 1番人気
1-7 160円 2番人気
1-11 190円 3番人気
馬連
7-11 220円 1番人気
馬単
7-11 290円 1番人気
三連複
1-7-11 270円 1番人気
三連単
7-11-1 620円 1番人気