お世話になります。馬きりんです。
今回は【第37回 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第37回 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)2020年11月22日(日曜)阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
出走17頭中GⅠ勝ち馬が8頭、しかも、その8頭すべてが「マイルのGⅠ」を勝っているという、レース名に偽りなしのマイルチャンピオン決定戦となった今年のこのレースは、史上初めて京都競馬場ではなく、阪神競馬場での開催となりました。
1番人気は4番のグランアレグリア。春のマイル王決定戦安田記念を制し、この秋はスプリンターズSも制して目下GⅠ2連勝中。3月の高松宮記念も2着(3位入線後繰り上げ)で、ここまで今年の単距離GⅠ競争では連対率100%です。
2番人気には前走毎日王冠を制した17番サリオス。以下、前年覇者の8番インディチャンプが3番人気、快速逃げ馬の2番レシステンシアが4番人気と続きます。
レースは大方の予想どおり2番レシステンシアがハナを切って馬群を先導しますが、最初の600mが34秒9と、GⅠレースとしてはややスロー気味の展開に。グランアレグリアは好位5番手につけてレースを進めます。
最後の直線でまず動いたのは、7番アドマイヤマーズでした。グランアレグリアの少し前に着け、先に動き出すことでコースを確保、グランアレグリアの進路を絞り込みます。
ここにグランアレグリアをマークする形で道中を進めた8番インディチャンプが取り付き、グランアレグリアの前には壁ができ、この4枠の2頭のための、まさに「してやったり」の展開となったものの、最後の200mで勝負の様相が一変します。
坂を上り切ったところで、アドマイヤマーズとインディチャンプを「先に行かせた」グランアレグリアが2頭の外に進路を変更。C.ルメール騎手の合図にこたえると並ぶ間もなく2頭をとらえてゴール。春秋マイルGⅠ連覇を達成、今年の単距離GⅠ準パーフェクトも同時に達成しました。
2番人気の17番サリオスは、スローペースで詰まった馬群の外を回らされて5着、2番レシステンシアは得意なハイペースでの逃げに持ち込めず8着に敗れました。
このレースを見る限り、単距離戦線は来年もグランアレグリアを中心に回ることは間違いなさそうです。現3歳馬たち若駒のここから一層の成長によって、この路線が盛り上がることを期待します。
第37回 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)2020年11月22日(日曜)阪神競馬場の出走馬情報
1.ベステンダンク 藤岡 佑介
2.レシステンシア 北村 友一
3.ケイアイノーテック 津村 明秀
4.グランアレグリア C.ルメール
5.メイケイダイハード 酒井 学
6.ラウダシオン 武 豊
7.アドマイヤマーズ 川田 将雅
8.インディチャンプ 福永 祐一
9.カツジ 池添 謙一
10.ブラックムーン 幸 英明
11.スカーレットカラー 岩田 康誠
12.アウィルアウェイ 藤岡 康太
13.タイセイビジョン 石橋 脩
14.サウンドキアラ 松山 弘平
15.ペルシアンナイト 大野 拓弥
16.ヴァンドギャルド 戸崎 圭太
17.サリオス M.デムーロ
第37回 マイルチャンピオンシップ(GⅠ)2020年11月22日(日曜)阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 4番 グランアレグリア
2着 8番 インディチャンプ
3着 7番 アドマイヤマーズ
単勝
4 160円 1番人気
複勝
4 110円 1番人気
8 190円 4番人気
7 200円 3番人気
枠連
2-4 370円 2番人気
ワイド
4-8 280円 2番人気
4-7 320円 3番人気
7-8 830円 9番人気
馬連
4-8 620円 2番人気
馬単
4-8 790円 2番人気
三連複
4-7-8 1,610円 4番人気
三連単
4-8-7 4,480円 10番人気