お世話になります。馬きりんです。
今回は【第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス（GⅢ）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス（GⅢ）の2020年11月7日（土曜）阪神競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
直近2年連続でこのレースの勝ち馬がGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズを制しており、出世レースとしての注目も集めつつある中、今年は開催場が阪神競馬場に変わり、より本番との連動性が高まるのではないかと目されています。
1番人気は小倉2歳Sを圧勝した10番のメイケイエール、続いてここまで3戦3勝の九州産馬ヨカヨカが2番人気、2戦2勝ながら道悪でのレースセンスが光るサルビアが3番人気という上位人気の並びとなりました。
レースはサルビアが2番手、ヨカヨカがやや立ち遅れたスタートから中団前目、メイケイエールが中団に位置取る展開から3コーナー手前で掛かり気味にメイケイエールが一気に先団まで進出する出入りの激しい流れとなりました。
その後、前に馬を置かれて落ち着いたメイケイエールは3～4番手で折り合って最後の直線へ。折り合った分溜まった脚を爆発させると1分20秒1の芝1400m2歳日本レコードで走破、見事勝利を飾りました。
2着と3着は出入りの激しい展開で上位人気勢が馬券圏内を外す中、展開を利する形で最後方から追い込んだ7番人気6番オパールムーン、先団で粘り切った9番ラヴケリーがそれぞれ入り、1番人気馬が強い競馬をしたときにヒモ荒れ決着パターンとなりました。
メイケイエールはこれで重賞2連勝。3コーナー手前で掛かり気味になったのをうまく折り合ったのは、掛かったところで馬と喧嘩をせずコーナーで前に馬を置くポジショニングをとることで落ち着かせた武豊騎手のファインプレーと言えるでしょう。
スピード能力的には間違いなく2歳牝馬戦線でトップと言えるメイケイエールですが、やはり気がかりなのが過剰なほどの前進気勢の強さです。
引っかかって抑えられなければ惨敗、かといって、気勢を削ぐような落ち着かせ方をすればそもそも競馬にならない、といったような綱渡りの調整が続きそうで、関係者も馬券購入者も毎度ハラハラさせられそうな予感がします。
本番のGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズは、メイケイエールを軸にしたヒモ荒れ狙いか、メイケイエールがダメだった場合の想定で、この馬を外して残りの上位人気人での馬券の組み合わせがベターな馬券戦略と言えるのではないでしょうか。
第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス（GⅢ）の2020年11月7日（土曜）阪神競馬場の出走馬情報
1.デルマカンノン 藤岡 佑介
2.フリート 和田 竜二
3.ヨカヨカ 福永 祐一
4.サルビア 幸 英明
5.ミニーアイル 藤岡 康太
6.オパールムーン 横山 典弘
7.モンファボリ 北村 友一
8.メイショウイチヒメ 池添 謙一
9.ラヴケリー 川田 将雅
10.メイケイエール 武 豊
11.セレッソフレイム 小牧 太
12.オプティミスモ 藤井 勘一郎
第25回 KBS京都賞ファンタジーステークス（GⅢ）の2020年11月7日（土曜）阪神競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 10番 メイケイエール
2着 6番 オパールムーン
3着 9番 ラヴケリー
単勝
10 250円 1番人気
複勝
10 140円 1番人気
6 430円 7番人気
9 210円 4番人気
枠連
5-7 570円 3番人気
ワイド
6-10 1,000円 11番人気
9-10 390円 3番人気
6-9 1,670円 18番人気
馬連
6-10 3,310円 11番人気
馬単
10-6 4,710円 17番人気
三連複
6-9-10 5,400円 15番人気
三連単
10-6-9 25,620円 78番人気
