お世話になります。馬きりんです。
今回は【第9回 アルテミスステークス(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第9回 アルテミスステークス(GⅢ)2020年10月31日(土曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
2歳重賞としてはタイミング的に初めての牝馬限定戦となるのがこのレース。そのため、例年頭数がそろうだけでなく、ここの勝ち馬からリスグラシューやラッキーライラック、2着馬からはアユサン、レッツゴードンキ、メジャーエンブレムなど毎年のようにのちのGⅠ出走している出世レースです。
今年は、夏の北海道で好成績を上げてきた馬が上位人気を席捲、1番人気が札幌2歳S覇者の14番ソダシ、2番人気が札幌1500m戦を好タイムで勝ち上がった6番ククナ。3番人気は小倉の新馬戦を勝ち上がり前走サフラン賞2着のテンハッピーローズとなりました。
レースは、1番人気に推されたソダシがそのまま勝利、2着にククナ、3着にテンハッピーローズと続いて、馬券圏内の着順は人気の順番そのままとなりました。ソダシはこれで重賞2連勝。2歳牝馬戦線を頭ひとつも二つも抜け出してリードした形となりました。
レース展開を振り返ってみても、ソダシが横一線の発馬の中でもやや好発を見せ、そのあとはうまくゲートを出たアドバンテージを生かしてスムーズに2番手に位置取り、ライバルの抵抗を許さないレース運びはまさに完勝と言える内容でした。
勝ちタイムはややかかって1分34秒9。しかし、それほど出入りの激しくないレース展開を考えると大きく気にする必要があるものではなく、むしろ前述の通り展開を掌握しきってレースプランをつつがなく遂行したソダシの器用さに注目すべきでしょう。
このままソダシがGⅠ阪神ジュベナイルフィリーズに出てくれば、無敗のままの制覇が濃厚と言えそうです。今年の12月の阪神開催は11月の京都開催が阪神開催に振り替わり、使い込まれた馬場でのレースとなるため、今回の馬場と近い状態でのレースとなりそうで、その点でも隙がなさそうです。
次走馬券で狙いたいのは4着のストゥーティ。1戦1勝での格上挑戦でしたが上がり33秒台の末脚を繰り出しての好走となりました。使うほどにクオリティが上がる傾向が初年度世代ながら早くも見えつつあるモーリスの産駒なので、ここからの上積みが十分に期待できます。
第9回 アルテミスステークス(GⅢ)2020年10月31日(土曜)東京競馬場の出走馬情報
1.タウゼントシェーン 戸崎 圭太
2.ストゥーティ 石橋 脩
3.ミルウ 岩田 望来
4.クールキャット 津村 明秀
5.ユーバーレーベン 柴田 大知
6.ククナ C.ルメール
7.ウインアグライア 横山 武史
8.シャドウファックス 大野 拓弥
9.オレンジフィズ 北村 宏司
10.ペイシャフェスタ 武士沢 友治
11.ニシノリース 内田 博幸
12.ハイプリーステス 柴田 善臣
13.テンハッピーローズ 田辺 裕信
14.ソダシ 吉田 隼人
15.モリノカンナチャン 横山 和生
16.ヴァーチャリティ 横山 典弘
第9回 アルテミスステークス(GⅢ)2020年10月31日(土曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 14番 ソダシ
2着 6番 ククナ
3着 13番 テンハッピーローズ
単勝
14 350円 1番人気
複勝
14 140円 1番人気
6 160円 2番人気
13 180円 3番人気
枠連
3-7 360円 1番人気
ワイド
6-14 390円 1番人気
13-14 460円 2番人気
6-13 580円 4番人気
馬連
6-14 990円 1番人気
馬単
14-6 1,730円 1番人気
三連複
6-13-14 2,170円 1番人気
三連単
14-6-13 8,080円 1番人気