レース見解

カンナステークス(2歳オープン)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年9月26日(土曜)中山競馬場 芝1200m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【カンナステークス(2歳オープン)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

カンナステークス(2歳オープン)2020年9月26日(土曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

キャリアの浅い馬同士による2歳オーオウン線、人気がそこまでかぶらないオッズ分布の少頭数、さらに雨が降ったりやんだりのコンディションと難解なダクターがこれでもかとそろったレースとなりました。

結果的には、雨が週の平日のうちからずっと降り続いて、時間の経過とともに路盤が柔らかくなっていくタイプの道悪らしく、前に行った馬同士での決着となり、1着は好スタートから先頭に立った3番人気の4番オールアットワンスが逃げ切りました。

2着にはオールアットワンスについていくようにレースを進めた2番のクムシラコ。1番人気の1番ゴールドチャリスは、最後になんとか足を延ばして3着に入り、かろうじて面目を保った形となりました。

新人の原雄介騎手が騎乗した3番ボジンテノブファロも最後は見せ場たっぷりに伸びてきたものの、坂の上で一度交わしたゴールドチャリスにさし返される形で4着。後ろから言った分最後まで持たなかったようで、現在の中山芝コースの馬場読みの難しさを思い知らされました。

勝ったオールアットワンスは7月福島での新馬戦に続いてこれで2連勝。いずれのレースも1200m戦での勝利となり、今後の番組的にもしばらくはこの距離でスペシャリスト的にキャリアを重ねていきそうな気がします。

血統的にも父にマクフィをもってきて、ミスタープロスペクターの5×4のクロスが発生しているスピード型の血統構成。今日のように操縦性のいい走りがコンスタントにできれば、さらに上のクラスを目指すこともできるのではないでしょうか。

次走注目馬については、この時期の2再選のため全頭に変わり身の可能性があるといえますが、なかでも5着のニシノアジャストは、上がり3Fメンバー最速の35.4秒で走破しており、道中後方2番手の位置取りを考えると今回は展開が向きませんでした。

次走以降、展開が向いたら即通用の可能性もあるので、もしも人気を落としているようであれば、対象レースでは他の出走馬と比べた上で狙ってみたい一頭です。

こういった注目馬は人気とのバランスを見ていきましょう。

 

カンナステークス(2歳オープン)2020年9月26日(土曜)中山競馬場の出走馬情報

1.ゴールドチャリス 田辺 裕信
2.クムシラコ 嶋田 純次
3.ビゾンテノブファロ 原 優介
4.オールアットワンス 丸山 元気
5.マルス 木幡 巧也
6.ニシノアジャスト 戸崎 圭太
7.プロトサマニ 北村 宏司
8.ホーキーポーキー 杉原 誠人

 

カンナステークス(2歳オープン)2020年9月26日(土曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 4番 オールアットワンス
2着 2番 クムシラコ
3着 1番 ゴールドチャリス

単勝
4 680円 3番人気

複勝
4 160円 3番人気
2 160円 4番人気
1 120円 1番人気

枠連
発売なし

ワイド
2-4 530円 8番人気
1-4 290円 2番人気
1-2 310円 3番人気

馬連
2-4 1,910円 8番人気

馬単
4-2 3,460円 13番人気

三連複
1-2-4 1,290円 3番人気

三連単
4-2-1 10,390円 35番人気