レース見解

清秋ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年9月26日(土曜)中山競馬場 障害3210m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【清秋ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

清秋ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)2020年9月26日(土曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

年末の中山大障害を頂点とする秋の障害戦線で、中山大障害まで十分な感覚をあけて使えるオープン競争としてはほぼ唯一となるのがこの競争。既に本番への出走が確実な一線級への挑戦権を得たい馬が集まっての競争となります。

中山競馬場の障害コースは一気に下って一気に登る「谷」が非常に特徴的で、このレイアウトだけはほかの競馬場では体験できないので、馬にとっても貴重な経験になります。しかもこの谷を都合4回上り下りするため、実際の距離以上にスタミナが要求されます。

レースは6番のビッグスモーキーがスムーズにゲートを出ると終始先頭のまますべての障害を飛越。最終障害のみやや低い飛越となりましたが何とかクリアして、直線では後ろから迫る2番スマートアペックスを振り切って1着。これで障害2勝目となりました。

このほかにも今回は全馬落馬や故障で競走を中止することなく前場が感想を果たしています。平地競走に比べて非常にリスクの高いレースなので、全頭完走という事実だけでいいレースだったと言い切れるのではないでしょうか。

2着の2番スマートアペックスは中団からよく追い上げました。道中でもほかの馬に比べて無駄のない飛越が目立っており、体力を削り過ぎない走りが印象的だったので、それが奏功して最後までしっかり足が残っていたのでしょう。

馬自身もさることながら、難波剛健騎手の御法も素晴らしかったと思います。障害競走は普段の調教から陣馬心を通わせる地道な取り組みが必要なため、今回のレースからは難波騎手の日々の丁寧な仕事ぶりを感じることができました。

対照的に、2番人気に支持されながらシンガリ負けとなってしまったマサハヤドリームは、まだまだ障害飛越の技術に磨きをかける必要がありそうですが、この部分が成長してきたら、平地ではOP勝ちもある実力馬だけに一変する可能性もまだ残っています。

次のレースに期待です。

 

清秋ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)2020年9月26日(土曜)中山競馬場の出走馬情報

1.ナリノレーヴドール 小野寺 祐太
2.スマートアペックス 難波 剛健
3.ネプチュナイト 小坂 忠士
4.ニシノベイオウルフ 大江原 圭
5.マイネルヴァッサー 山本 廉志
6.ビッグスモーキー 植野 貴也
7.ブレスアロット 伴 啓太
8.コウキチョウサン 高野 和馬
9.セイウンフォーカス 中村 将之
10.シングンオフビート 金子 光希
11.ノーザンクリス 五十嵐 雄祐
12.レンジストライク 平沢 健治
13.ザメイダン 上野 翔
14.マサハヤドリーム 森 一馬

 

清秋ジャンプステークス(障害3歳以上オープン)2020年9月26日(土曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 6番 ビッグスモーキー
2着 2番 スマートアペックス
3着 3番 ネプチュナイト

単勝
6 930円 5番人気

複勝
6 280円 4番人気
2 860円 9番人気
3 290円 6番人気

枠連
2-4 9,330円 21番人気

ワイド
2-6 3,720円 39番人気
3-6 1,110円 12番人気
2-3 3,060円 33番人気

馬連
2-6 13,410円 38番人気

馬単
6-2 25,670円 72番人気

三連複
2-3-6 19,270円 65番人気

三連単
6-2-3 127,980円 388番人気