お世話になります。馬きりんです。
今回は【朱鷺S(オープンL)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
朱鷺S(オープンL)2020年8月30日(日曜)新潟競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
10月4日のGⅠスプリンターズSに向けて本格化するスプリント戦線の中で、前週の小倉GⅢ北九州記念や同日の札幌GⅢキーンランドCに比べるとメンバーはやや手薄ながら、何としても本番に滑り込みたい馬たちが集まってフルゲートの18頭立てとなりました。
メンバー間の実力差が小さいことと、開催が進んで馬場の内側が傷み外差しのトラックバイアスが発生したことが相まって、レースは1着から16着までが1秒差に収まる大混戦となりました。
混戦を制したのは4番人気13番のカテドラル。4コーナーでは14~15番手に位置していましたが、最後の直線では伸びやすい外目のコースを選択してゴール直前で前を差しきりました。
デビュー当初より高い期待を背負っていたカテドラルですが、ここまで丸2年勝ち星からは見放されており、今回が久々の復活劇となりました。メンタル面でやや怯むところがあったのが克服されつつあるのは、今後に向けても大きなプラスと言えるでしょう。
2着は17番ストーミーシー、3着は18番プールヴィルとなり、上位は外枠同士での決着となりました。この2頭についても直線は中団やや後ろよりから外目を通っての進出となり、トラックバイアスのかかり方の強さがうかがえます。
一方で4着の4番レインボーフラッグは終始馬場の内側を進みながらしぶとく伸びました。4コーナーでやや踏み遅れてしまいましたが、ここをスムーズにこなせていれば馬券圏内、この着差であればあるいは1着も狙えただけに残念なレースになりました。
レインボーフラッグについては、血統的に父のジャングルポケットに連なるグレイソヴリン系があまり器用さがないため、使われるコースには注文が付きそうですが、今回と同じ新潟かあるいはコースの広い東京の、ワンターンのコースであれば引き続き要注目です。
その他には6着の3番アンコールプリュがなかなかしぶとい競馬をしていました。
荒れ気味の馬場がディープインパクトの血にはやや合わなかった印象ですが、馬場状態の良い開催替わりやコース替わりで、捌きやすい外目の枠で出てきた場合には狙いたい一頭です。
血統をベースにした競馬予想も有効であることを感じさせるレースでした。
朱鷺S(オープンL)2020年8月30日(日曜)新潟競馬場の出走馬情報
1.ワンアフター 菅原 明良
2.レッドレグナント 武藤 雅
3.グランドボヌール 石橋 脩
4.レインボーフラッグ 小崎 綾也
5.ハーレムライン M.デムーロ
6.アンコールプリュ 北村 宏司
7.ショウナンライズ 丸山 元気
8.ナランフレグ 丸田 恭介
9.アバルラータ 三浦 皇成
10.アビーム 戸崎 圭太
11.フロンティア 岩田 望来
12.アンリミット 城戸 義政
13.カテドラル 福永 祐一
14.アリンナ 斎藤 新
15.ラヴィングアンサー 吉田 豊
16.プリンスリターン 原田 和真
17.ストーミーシー 田辺 裕信
18.プールヴィル 秋山 真一郎
朱鷺S(オープンL)2020年8月30日(日曜)新潟競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 13番 カテドラル
2着 17番 ストーミーシー
3着 18番 プールヴィル
単勝
13 730円 4番人気
複勝
13 290円 4番人気
17 440円 8番人気
18 300円 5番人気
枠連
7-8 630円 1番人気
ワイド
13-17 1,910円 25番人気
13-18 1,620円 17番人気
17-18 1,880円 23番人気
馬連
13-17 5,790円 26番人気
馬単
13-17 10,750円 44番人気
三連複
13-17-18 18,410円 58番人気
三連単
13-17-18 101,830円 304番人気