お世話になります。馬きりんです。
今回は【スイートピーS(L)3歳オープン(牝馬限定)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
スイートピーS(L)3歳オープン(牝馬限定)2021年5月2日(日曜)東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
GⅠオークスへの優先出走権が与えられるのは1着のみ、本番までわずか中2週という本当の意味での「最終トライアル」となる一戦は終始よどみのないペースで進み、最後はフェアな脚比べとなった結果5番人気6番のタガノパッションが勝利を収めました。
道中ではちょうど馬群の真ん中あたりを進んだタガノパッションですが、内の馬が先団を争ったことでややプレッシャーも緩くなったのか、ゆったりと負荷の少ない状態で4コーナーを回り切ります。
直線ではスムーズに馬場の3分どころに持ち出すと、密集する馬群を一気に飲み込んで2着11番アラビアンナイトに2馬身の差をつけての完勝劇となりました。
今年の3月に新馬戦が終了した後にデビューして、2戦目の前走でようやく勝ち上がったばかりの本馬ですが、今日のレースぶりを見てもわかる通り省エネ型で、かつ、操縦性の高いタイプの馬といえそうで、出走各馬にとって未知の距離となる本番では立ち回りひとつで上位進出も期待できそうです。
一方1番人気に推されていた4番エリザベスタワーは、終始5番手の好位でレースを進めながらも直線で伸び切ることができずなだれ込むように6着での入線となりました。
既にGⅡチューリップ賞を同着ながら制しており、賞金面で問題なくオークスにも出走可能ではあるものの、キレ負けは明確で、オークス当日に時計の速い馬場となった場合は大きな不安が残る結果となりました。
逆に、母方にサドラーズウェルズを内包し、ミルリーフとダンジグのクロスを持つ欧州型の重厚な血統構成は、馬場が渋った場合には急浮上の可能性があるため、オークス当日の取捨は天候次第といえるでしょう。
スイートピーS(L)3歳オープン(牝馬限定)2021年5月2日(日曜)東京競馬場の出走馬情報
1.ミツルハピネス 泉谷 楓真
2.グローリアスカペラ 柴田 善臣
3.オレンジフィズ M.デムーロ
4.エリザベスタワー 石橋 脩
5.ネクストストーリー 杉原 誠人
6.タガノパッション 岩田 望来
7.スィートブルーム 柴田 大知
8.リュクスフレンド 三浦 皇成
9.ハーツラプソディ 田辺 裕信
10.インフィニタス 北村 宏司
11.アラビアンナイト 丸山 元気
12.アオイゴールド 木幡 巧也
13.ホウオウラスカーズ 大野 拓弥
スイートピーS(L)3歳オープン(牝馬限定)2021年5月2日(日曜)東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 6番 タガノパッション
2着 11番 アラビアンナイト
3着 3番 オレンジフィズ
単勝
6 930円 5番人気
複勝
6 280円 4番人気
11 450円 9番人気
3 290円 5番人気
枠連
5-7 2,750円 14番人気
ワイド
6-11 2,450円 36番人気
3-6 1,590円 19番人気
3-11 2,470円 37番人気
馬連
6-11 8,380円 33番人気
馬単
6-11 13,970円 58番人気
三連複
3-6-11 25,030円 108番人気
三連単
6-11-3 165,040円 616番人気