お世話になります。馬きりんです。
今回は【第35回 フラワーカップ(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第35回 フラワーカップ(GⅢ)2021年3月20日(土曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
GⅠ桜花賞のトライアルレースも前週までに終了し、クラシック戦線に乗るためには最後の敗者復活戦の様相を呈しますが、機動力を必要とする中山のコーナー4つの1800mコースも合いまって、変わり身による一発回答が求められるタフな一戦です。
今年見事に「一発回答」を果たしたのは5番人気の3番ホウオウイクセルでした。
メジロドーベルの孫という良血で速くより期待を集めていた本馬ですが、デビュー当初のまだまだ非力な馬体では前を取り切れない競馬が続いていました。前走GⅢフェアリーSも若さを見せての惜しい2着に敗れています。
それが今日のレースではスタートをしっかり出ると1コーナーまでには前目の好位にとりつくダッシュを見せ、ややかかり気味に前に行った15番アビッグチアなどを冷静に見送ると、内ラチ沿いでしっかりと折り合って最後の直線まで回ってきました。
道中のペースは前半1000mが1分1秒8と、この距離の重賞競走としてはやや遅めのペースで進んだため3~4コーナーにかけて馬群の密度が濃くなり、後方から押し上げていく形になった13番ユーバーレーベンら上位人気勢は外を回す形に。
最後の直線では傷みの少ない外側を通った後方待機勢が足を伸ばしますが、そこまで内外での差が大きくない今日の馬場では内を回ったホウオウイクセルにとっては、最後まできっちりと詰め切るのには十分でした。
これで賞金的にはクラシック戦線の出走自体は当確のところまで来たホウオウイクセルですが、ローテーションを詰めて桜花賞に挑むのかあるいはオークスに回るのか、まだ何とも言えないところですが、血統表に並ぶ名前を見る限りでは、2400mのオークスでより面白い存在となりそうです。
第35回 フラワーカップ(GⅢ)2021年3月20日(土曜)中山競馬場の出走馬情報
1.レーヴドゥラブレリ 丸山 元気
2.エトワールマタン 内田 博幸
3.ホウオウイクセル 丸田 恭介
4.オレンジフィズ 北村 宏司
5.クールキャット 横山 典弘
6.グローリアスサルム 吉田 豊
7.エンスージアズム 岩田 望来
8.リフレイム 木幡 巧也
9.タウンゼントシェーン 武藤 雅
10.フミチャン 横山 武史
11.ルース 石橋 脩
12.エコロデイジー
13.ユーバーレーベン 丹内 祐次
14.テリオスマナ 大野 拓弥
15.アビックチア 嶋田 純次
16.イズンシーラブリー 三浦皇成
第35回 フラワーカップ(GⅢ)2021年3月20日(土曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 3番 ホウオウイクセル
2着 7番 エンスージアズム
3着 13番 ユーバーレーベン
単勝
3 930円 5番人気
複勝
3 250円 5番人気
7 230円 2番人気
13 160円 1番人気
枠連
2-4 1,180円 4番人気
ワイド
3-4 1,010円 8番人気
3-13 540円 1番人気
7-13 630円 3番人気
馬連
3-7 2,730円 6番人気
馬単
3-7 5,520円 13番人気
三連複
3-7-13 2,880円 1番人気
三連単
3-7-13 19,570円 24番人気