お世話になります。馬きりんです。
今回は【第6回 ターコイズステークス(GⅢ)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第6回 ターコイズステークス(GⅢ)2020年12月19日(土曜)中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
まだ創設から日の浅い重賞ですが、同じ冬季の中山開催で行われる牝馬重賞GⅢ中山牝馬ステークスと対をなす位置づけに定着しつつあり、引退前のラストランが多い中山牝馬ステークスに比べると、ここからさらに上を狙いたい馬が多く集まるレースです。
今回も16頭中7頭がクラシック戦線を終えての再起戦となる3歳馬で、ここにきて本格化の兆しを見せつつある4歳馬も含めてフレッシュな顔ぶれとなり、1番人気は年初に同じコースで施行のGⅢフェアリーSを制した8番スマイルカナでした。
スタートで先手を取ったのは16番のトロワゼトワル。同じコースのGⅢ京成杯オータムハンデをレコードタイムで逃げ切っており、今回も軽快に飛ばしていきます。2番手には12番クリスティがつけ、スマイルカナは3番手で前の様子をうかがう展開に。
スタート直後の先頭争いがやや激化したことから、前の2頭が後続を離してレースを進める中、スマイルカナが実質先頭でペースをコントロールするような形になって直線に向いて、前の2頭をスムーズにかわしました。
最後は内から5番アンドラステがロスなく立ち回って内をすくようにして進出し、ゴールでは首の上げ下げまで迫りましたがスマイルカナが重賞2勝目を挙げました。
今回が通算5勝目となるスマイルカナは、その勝ち鞍がすべて1600m戦で、マイルのスペシャリストとしての立ち位置を確立しつつあるといえそうです。
馬体重は今回前走からプラス10キロの436キロでしたが、もともと小柄な馬体で、ここにきてようやく実が入ってきたとも言え、これから更に相手が強化されても1600mであればコンスタントに好走を続けてくれることでしょう。
4着の13番シーズンズギフトは、最後は上がり3Fメンバー中最速の34秒8の脚で追い込んだものの、スタートでの立ち遅れが大きく響いてしまいました。
このコースでの出遅れは即致命的ダメージになるだけにもったいない競馬をしてしまいましたが、そこがなけばもっと上の着順は十分あり得ただけに、次走に期待です。
第6回 ターコイズステークス(GⅢ)2020年12月19日(土曜)中山競馬場の出走馬情報
1.レッドレグナント 武藤 雅
2.シャインガーネット 田辺 裕信
3.フェアリーポルカ 和田 竜二
4.ビッククインバイオ 戸崎 圭太
5.アンドラステ 岩田 望来
6.インターミッション 石川 裕紀人
7.ドナウデルタ C.ルメール
8.スマイルカナ 柴田 大知
9.アロハリリー 酒井 学
10.モルフェオルフェ 江田 照男
11.サンクテュエール 北村 宏司
12.クリスティ 松若 風馬
13.シーズンズギフト 津村 明秀
14.ランブリングアレー 吉田 隼人
15.スイープセレリタス 丸山 元気
16.トロワゼトワル 斎藤 新
第6回 ターコイズステークス(GⅢ)2020年12月19日(土曜)中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 8番 スマイルカナ
2着 5番 アンドラステ
3着 3番 フェアリーポルカ
単勝
8 480円 1番人気
複勝
8 190円 1番人気
5 230円 3番人気
3 350円 8番人気
枠連
3-4 550円 2番人気
ワイド
5-8 890円 6番人気
3-8 1,490円 19番人気
3-5 1,820円 30番人気
馬連
5-8 2,270円 6番人気
馬単
8-5 4,110円 8番人気
三連複
3-5-8 11,690円 40番人気
三連単
8-5-3 52,740円 145番人気