お世話になります。馬きりんです。
今回は【第56回 京王杯2歳ステークス（GⅡ）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
第56回 京王杯2歳ステークス（GⅡ）2020年11月7日（土曜）東京競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
2歳重賞としては初めてとなるGⅡ競走で、GⅠ朝日杯フューチュリティステークスとは距離、レース間隔ともに関連性の強い競走のため、今年も岩手競馬から挑戦のマツリダスティールを加えてフルゲートの18頭が集結しました。
1番人気に押されたのは6番のモントライゼ。ここまで3戦2勝2着2回の安定した成績で、負けたのがここまですでに3勝を挙げているヨカヨカと小倉2歳Sでのメイケイエイルの2頭でそれぞれレベルが高く、戦績は今回のメンバーの中でも頭一つ抜けています。
レースは各馬五分のスタートを切った後、モントライゼが2番手につけてミドルペースで進行し、直線に向いてすぐにモントライゼが先頭に立つと坂の上では1馬身ほどの差をつけて、馬場のいい外側から追い込んでくる後方待機勢を最後はクビ差抑えての勝利となりました。
着差こそそれほど大きくないものの、レース展開をコントロールしきったうえで最後もきっちり最低限の着差を残して勝ち切るところは、この馬の能力の高さを示しているといえます。
血統的にダイワメジャーに母方が北米のミスタープロスペクター系という構成で、切れ味というよりは前に行ってスピードで押し切るタイプと言えそうで、対戦相手の成熟度にバラツキのある2歳～3歳春先のレースでは今後も安定した良績が期待できそうです。
この馬自体の馬体もまだまだ成長途上にあるため、さらにスピード能力に磨きがかかれば今日ほど後続に迫られることもなくなってくるのではないでしょうか。そうなると、マイルまでならばこの先3歳になってもトップ戦線の主役級は間違いないでしょう。
1番人気の11番リフレイムは、今回はゲート入りを激しく嫌うなどまたしても気の悪いところを見せて5着となってしまいました。
鞍上の木幡巧也騎手にとってはなかなか大変なパートナーですが、オーナーが若手騎手を継続的に起用する傾向にあり、馬と騎手が今後シンクロして成長する可能性も高く、その点は大変楽しみです。
第56回 京王杯2歳ステークス（GⅡ）2020年11月7日（土曜）東京競馬場の出走馬情報
1.ロンギングバース 石橋 脩
2.リメス 三浦 皇成
3.マツリダスティール 内田 博幸
4.リンゴアメ 丹内 祐次
5.ニシノガブリヨリ 松山 弘平
6.モントライゼ C.ルメール
7.プルスウルトラ 江田 照男
8.オリアメンディ 杉原 誠人
9.ファルヴォーレ 横山 武史
10.ジャガード M.デムーロ
11.リフレイム 木幡 巧也
12.タマダイヤモンド 津村 明秀
13.クムシラコ 嶋田 純次
14.ストライプ 斎藤 新
15.レガトゥス 戸崎 圭太
16.ユングヴィ 柴田 善臣
17.ロードマックス 岩田 望来
18.ブルーシンフォニー 田辺 裕信
第56回 京王杯2歳ステークス（GⅡ）2020年11月7日（土曜）東京競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 6番 モントライゼ
2着 17番 ロードマックス
3着 16番 ユングヴィ
単勝
6 300円 2番人気
複勝
6 150円 2番人気
17 1,180円 11番人気
16 350円 4番人気
枠連
3-8 610円 2番人気
ワイド
6-17 2,270円 21番人気
6-16 830円 6番人気
16-17 8,030円 56番人気
馬連
6-17 6,140円 19番人気
馬単
6-17 8,480円 28番人気
三連複
6-16-17 26,110円 70番人気
三連単
6-17-16 115,050円 318番人気
