お世話になります。馬きりんです。
今回は【新潟牝馬ステークス(3歳以上オープンL)】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
新潟牝馬ステークス(3歳以上オープンL)2020年10月24日(土曜)新潟競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
GⅠエリザベス女王杯の3週前となるこのタイミングに今年から新設されたリステッド競走。前週のGⅡ府中牝馬Sと同じく左回りの牝馬限定戦ながら、距離はこちらは本番同様の2200m、コースもコーナー4つのレイアウトとなります。
また、新潟競馬場という立地が、関東馬にとっては輸送の予行演習に、関西馬にとっては東京競馬場よりも軽い負担での輸送を可能にするため、府中牝馬Sよりもこちらを選ぶ馬が多く、府中牝馬Sが9頭立てだったのに対しこちらは13頭立てとなりました。
この日の新潟競馬場は朝から天候が目まぐるしく変わる難しいコンディションで、このレースのタイミングで馬場状態は重、開催最終週で馬場もだいぶ荒れてきており、芝のレースでは各馬内を大きくあけながらのレースが展開されました。
このレースも各馬が内を大きくあけながら進行。その隙を突くように向こう正面で6番ウラヌスチャームが内ラチ沿いに中団から一気に先頭に進出し、レースの主導権を握ると直線ではさらに後続を突き放して7馬身の差を付ける圧勝劇を演じました。
ウラヌスチャームは、以前に今回と同じく左回りでコーナーが4つのコースレイアウトとなるGⅢ愛知杯も制しており、コース適性も極めて高かったのではないでしょうか。エリザベス女王杯ではコースが右回りに変わるので、取捨の検討は慎重さを要します。
2着には1番人気の2番エスポワールが、勝ち馬と同じくコースの内側から伸びてきての入線となりましたが、ウラヌスチャームとは全く勝負にならないほどの着差が開き、それだけに横山武史騎手の仕掛けの妙が際立つ結果となりました。
3着は2番人気の9番パルティアーモで馬券的にも堅い決着となりました。その直後の4着には13番ミスマンマミーアが入っていますが、この馬は4コーナー最後方から追い込んでのこの着順で、藤田菜七子騎手は新潟競馬場で追い込み馬に騎乗した時の存在感を改めて見せつけた形になりました。
女性騎手は力量も相対的に上がってきており、今ハンデもかなり有利となっているため、注目しておくべき存在です。
新潟牝馬ステークス(3歳以上オープンL)2020年10月24日(土曜)新潟競馬場の出走馬情報
1.シングフォーユー 木幡 拓弥
2.エスポワール 藤岡 佑介
3.ティグラーシャ 吉田 隼人
4.フィリアプーラ 菊沢 一樹
5.ロサグラウカ 勝浦 正樹
6.ウラヌスチャーム 横山 武史
7.サラス 鮫島 克駿
8.リープフラウミルヒ 丹内 祐次
9.パリティアーモ 丸山 元気
10.コンダクトレス 岩田 望来
11.サトノワルキューレ 西村 淳也
12.カーロバンビーナ 菅原 明良
新潟牝馬ステークス(3歳以上オープンL)2020年10月24日(土曜)新潟競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 6番 ウラヌスチャーム
2着 2番 エスポワール
3着 9番 パルティアーモ
単勝
6 630円 3番人気
複勝
6 180円 3番人気
2 140円 1番人気
9 140円 2番人気
枠連
2-5 1,080円 3番人気
ワイド
2-6 450円 2番人気
6-9 610円 5番人気
2-9 450円 1番人気
馬連
2-6 1,100円 1番人気
馬単
6-2 2,710円 5番人気
三連複
2-6-9 2,100円 1番人気
三連単
6-2-9 10,450円 7番人気