レース見解

夕刊フジ杯オパールステークス(3歳以上オープンL)の競馬レース振り返りポイントと今後の見どころ 2020年10月10日(土曜)京都競馬場 芝1200m

お世話になります。馬きりんです。
今回は【夕刊フジ杯オパールステークス(3歳以上オープンL)】について競馬レース検証します。

本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。

夕刊フジ杯オパールステークス(3歳以上オープンL)2020年10月10日(土曜)京都競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ

前週にGⅠスプリンターズSが終わり、ひと段落の単距離戦線ですが、次のスプリントGⅠである高松宮記念出走を目指す馬、今回スプリンターズSには出られなかった馬たちが集結、重賞勝ち馬も多数含むフルゲート18頭の難解なハンデ戦となりました。

勝ったのは3番人気の8番リバティハイツ。一昨年のGⅡフィリーズレビュー以来2年半ぶりとなる通算3勝目を挙げました。ここ最近の2走はいずれも12着に敗れていましたが、キャリア初の1200m戦で見事な変わり身を見せました。

鞍上の団野大成騎手は今回この馬には初騎乗でしたが、中団前目でしっかりと折り合い、前方の進路をしっかりと確保しながら馬にストレスをかけない好騎乗で見事に本馬の復活劇を演出してみませました。

現在5歳となるリバティハイツは、所属するクラブ(社台レースホース)の規約により来年の3月で現役生活が終了することが決まっています。このまま順調に進められればGⅠ高松宮記念がラストランになりそうで、そこに向けての慎重かつ大胆な仕上げに期待がかかります。

今回のレースでの一番のサプライズは、3着に入った15番人気の4番トウショウピストでした。既に8歳になる古豪ですが、ハンデが53キロと恵まれ、4コーナー以降内ラチ沿いの経済コースを束にプレッシャーをかけられることなく進められたことが上位進出の決め手となりました。

なお、1番人気のケープコッドはなんとか2着を確保して面目を保ちましたが、メンバー中最軽量ハンデの51キロを生かして勝ち切れなかったのは厳しかったと言わざるを得ません。

戦績を見る限り距離は1400mでも長く、1200m戦で活路を見出すしかない状況で、今後スピード能力に進境が見られるかどうかが勝負の分かれ目となりそうですが、馬券的には2~3戦程度は様子見がよさそうに思われます。

トップハンデの中で沈んでしまうのはかなりの実力差があるか、馬にムラっ気がある証拠ですので、様子を見ることも競馬では大切で、要所で様子見を挟むことで、これがトータル競馬収支にもプラスに影響していきます。

夕刊フジ杯オパールステークス(3歳以上オープンL)2020年10月10日(土曜)京都競馬場の出走馬情報

1.タマモメイトウ 藤岡 康太
2.ケープコッド 酒井 学
3.カツジ 松山 弘平
4.トウショウピスト 国分 恭介
5.アリンナ 秋山 真一郎
6.アマルフィコースト 藤岡 佑介
7.ミッキースピリット 松若 風馬
8.リバティハイツ 団野 大成
9.イエローマリンバ 川須 栄彦
10.メイソンジュニア 和田 竜二
11.メジェールスー 岡田 祥嗣
12.フェルトベルク 藤懸 貴志
13.ヤマカツマーメイド 池添 謙一
14.アスタールビー 古川 吉洋
15.エイシンデネブ 幸 英明
16.レジェーロ 丸田 恭介
17.プリディカメント 浜中 俊
18.エレナアヴァンティ 田中 健

夕刊フジ杯オパールステークス(3歳以上オープンL)2020年10月10日(土曜)京都競馬場のレース結果と的中馬券配当情報

着順 馬番 馬名
1着 8番 リバティハイツ
2着 2番 ケープコッド
3着 4番 トウショウピスト

単勝
8 730円 3番人気

複勝
8 270円 5番人気
2 220円 1番人気
4 790円 14番人気

枠連
1-4 1,810円 7番人気

ワイド
2-8 820円 2番人気
4-8 4,090円 57番人気
2-4 3,580円 48番人気

馬連
2-8 2,240円 4番人気

馬単
8-2 4,620円 9番人気

三連複
2-4-8 27,870円 92番人気

三連単
8-2-4 118,150円 344番人気