お世話になります。馬きりんです。
今回は【勝浦特別（3歳以上2勝クラス）】について競馬レース検証します。
本記事では、開催された競馬レースのポイントを解説して今後のレース予想に役立てるための記事を書いています。
勝浦特別（3歳以上2勝クラス）2020年10月3日（土曜）中山競馬場の競馬レース見解と今後の見どころ
翌日のメインレースに同じ距離で行われるGⅠスプリンターズSを控え、その展望のためにも展開・時計がベンチマークになる一戦。頭数もしっかりと16頭そろってスプリンターズSのシミュレーションにもおあつらえ向きのレースとなりました。
スタートは3番ダノンハイパワーと5番マリノディアナがタイミングが合わずに立ち遅れた以外は先行争いは一線。前半の3Fのタイムが33秒7と、今回際の中山の馬場とクラスを考えればなかなか速いタイムでの展開となりました。
勝ったのは大外枠の9番人気、16番のグッドマックスでした。道中ではちょうど中断に控え、4コーナーから直線にかけて馬場の痛みの少ない外目に持ち出すと、坂で止まった先行勢をしっかりとらえ、最後は内から馬群を割って出てきた9番デルマカトリーナと全く並んでゴールイン。
首の上げ下げでハナ差先着となりました。
勝ちタイムは1分8秒8で、やはり馬場状態とクラスを考えるとそんなに悪くない時計といえそうです。何よりも木幡巧也騎手が4コーナー以降馬にとってストレスのないコース取りをして、ブレーキがかからないように進出できたのが大きな勝因でしょう。
なお、グッドマックスは前走新潟での1勝クラスも同じく木幡巧也騎手鞍上で制しており、これで2連勝。父がジャスタウェイということで、キャリアを重ねて徐々に馬体に身が入ってきたのでしょう。
また、母父クロフネも、同じく同馬を母父に持つクロノジェネシスとノームコアのGⅠ馬姉妹を見てもわかる通り、母父としても父としてもタフで息の長い競走生活を期待できる牝馬を送り出す傾向にあり、今後さらなる上昇も期待できそうです。
一方、今回大変もったいなかったのが8着に終わった5番マリノディアナ。14番人気ながら上がり3F最速タイの34秒フラットの末脚で最後方からここまで追い込んだもののスタートでの大きな出遅れがすべてです。
元々の強さがある馬ですから、次走も今回の着順が理由で人気薄の場合は、穴に一考です。
※穴に一考⇒優良な穴馬としてピックアップするべき一頭。
勝浦特別（3歳以上2勝クラス）2020年10月3日（土曜）中山競馬場の出走馬情報
1.セイウンリリシイ 内田 博幸
2.ニシノストーム 勝浦 正樹
3.ダオンハイパワー 横山 和生
4.クイックレス 武藤 雅
5.マリノディアナ 吉田 豊
6.コスモリモーネ 丹内 祐次
7.アルピニズム 藤田 菜七子
8.アルムブラスト 三浦 皇成
9.デルマカトリーナ 横山 武史
10.ライバーバード 津村 明秀
11.シオミチクレバ 石川 裕紀人
12.マイネルアルケミー 戸崎 圭太
13.ニシノコデマリ 丸山 元気
14.トンボイ 石橋 脩
15.リノワールド 嶋田 純次
16.グッドマックス 木幡 巧也
勝浦特別（3歳以上2勝クラス）2020年10月3日（土曜）中山競馬場のレース結果と的中馬券配当情報
着順 馬番 馬名
1着 16番 グッドマックス
2着 9番 デルマカトリーナ
3着 8番 アルムブラスト
単勝
16 1,920円 9番人気
複勝
16 450円 7番人気
9 350円 5番人気
8 180円 1番人気
枠連
5-8 3,860円 17番人気
ワイド
9-16 2,600円 35番人気
8-16 1,690円 19番人気
8-9 1,070円 5番人気
馬連
9-16 8,000円 32番人気
馬単
16-9 16,960円 71番人気
三連複
8-9-16 11,390円 30番人気
三連単
16-9-8- 98,060円 313番人気
